第2話

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2024/11/04 04:01 更新







 『 失礼します 』


 




 放課後になり、言われた通りに指導室に来た。
 僕が何かした所で中に居る生徒は変わるのかな…?
 別に僕は生徒会長なだけで、魔法使いじゃない。






 
 恐る恐るドアを開け、中を覗いた。
















  「 …………… 、」









 僕は思わず息を飲んだ。
 指導室のなか、窓際で校庭を眺める男子生徒が
 僕に気づいて振り向いた。
 彼の黒い髪に紛れるように潜む金髪が、
 夕日に照らされて僕の目を突き抜いた。
 
 … やばい、取り敢えず名前を、






 『 生徒会長のシンジョンファンです。
  キムドフンくんで合ってる ? 』
 「 …はい、」
 『 急にごめんね。先生に頼まれてここに来たんだ 』


 指導室の中は埃っぽいし、物置き場のようだった。
 …こんなんじゃ先生も滅多に来なかったんだろうな

僕は彼を対面で座るように誘導して、話を持ちかけた。






 『 君の資料貰ったんだけど、なか見てもいい?
  個人情報とか、いっぱいだからさ 』
 「 …いいですよ 」


 …ずっと目見て話してるのに、目が合わん 。。





  『 ……… 、』
 途中で思わず紙を捲るのをやめてしまった。
 何故なら、彼は今5度目の指導を受けているから。
 
 しかも出席日数はギリギリ。
 1年の時はちゃんと行ってたみたいだけど …。

 指導理由の欄を目にすると、空いた口が塞がらない。

















   ① 他校生との暴力事件
   ② 万引き未遂
   ③ 家庭内暴力
   ④ 器物破損
   ⑤ 家庭内暴力





 




 これじゃめっきりとした犯罪者じゃないか…?
 退学になって普通なのに何故指導止まりなんだ…?
 ほとんど暴力してるし、僕これから殺されるの?





  恐る恐る彼を見ると、校庭の方をじっと見ていた。
  外では、サッカー部が部活をしている。





  















 『 サッカーが好き?』

 「 …大っ嫌い 」






 彼は校庭を眺めるまま、哀しそうな声で答えた 。






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 1話の時に同級生と書いてたのですが、先輩後輩の設定にします。

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