第11話

仮面Chapter2
113
2025/12/25 23:47 更新
さとみの家
ジェル
おはよ〜さとちゃーん
さとみ
おはようジェル
…なぁ、ジェル、ころんから連絡って入ってないか?
ジェル
ころちゃんから?
いや、なんも入ってないけど…
さとみ
…そっか
ジェル
どしたん?
ころんとなんか約束でもしとったん?
さとみ
いや、新しい情報を頼んでてさ…
今日の朝にはいるって話してたんだけど…
ジェル
どこにもおらへんな?
ころちゃんの自室にも特に誰もおらんかったで?
さとみ
なんかあったんかなっと思ってさ、この後なーくん達の様子見てから行こうと思って
ジェル
そうやなぁ、約束破るんはころちゃんらしくないなぁ
ガチャ
莉犬
おはよー!
ジェルくん!さとみくん!
さとみ
おはよ、莉犬
るぅと
どこかに行くんですか?
2人共仕事着に着替えていますし
ジェル
ちょっところちゃんの家行ってくるわ
なんかさとちゃんによると今日の朝に来るはずやったんやけど来てなくてな
やから何かあったんかと思って様子見に行って来るわ
莉犬
えー!?
ころちゃん来てないの!?
るぅと
だったら僕達も行きたいです!
さとみ
おいおい…
お前らが行ってもしも組織とかがいたら捕まるぞ?
るぅとが一番狙われやすいんだから
莉犬
なーくんは違うの?
ななもり。
…俺…?
さとみ
ま、まぁなーくんもだけど…
ジェル
んー…
そんなに行きたいん…?
莉犬&るぅと
うん/はい!!
ジェル
じゃあ、一緒に行こか!
さとみ
おいジェル!お前俺の言ったことわかってんのか!?
ジェル
大丈夫やよ、この子ら意外に自分の身を守れるんやから、俺達の事も守ってくれるわ
さとみ
っ…わかったよ
ジェル
ふふ、今度は俺の勝ちやな

ジェル
じゃあさっと朝ごはん食べてころちゃんの家行こか
莉犬
了解!
ころんの家
るぅと
久しぶりですね、ころちゃんの家に行くの
莉犬
ころちゃんの家遊び道具とか沢山あるから楽しみー!
さとみ
今日は遊びに来たんじゃないぞー?
ころんの様子見に来ただけだから…
ジェル
…!?
さとちゃん…?
玄関のドア、空いとるで…?
さとみ
…え?
ななもり。
…?
さとみ
おいおい…まさか…
ジェル
侵入者が入って来たんとちゃうやろな…?
カチャ
さとみ
おいおいジェル…?
拳銃出すとかガチじゃねぇか?
ジェル
俺が仕留められんかった奴かもしれんねん
まだ行きとったら、俺がやらなあかんやろ?
さとみ
はは、流石だな
るぅとと莉犬はなーくんと一緒にいてくれ
俺らが先に様子見て来るから
るぅと
わかりました
ガチャ
ジェル
…誰もおらへんな
さとみ
足跡も無いし、特に荒らされた形跡は無い
となると、鍵を開けたのはころん…?
ジェル
いや、それは多分ありえへん
さとみ

なんでそういえるんだよ?
ジェル
見た事ない靴が玄関に置かれとる
これって誰か知らん人が入ってきたのかもしれん
ここにクリップが落ちとるし、ピッキングしたのかもしれんな
さとみ
なるほどな…となると、ころんの部屋にいるのか…?
ジェル
一理あるな…
さとみ
ここだっけ…?
ころんの仕事部屋
ジェル
うん
…開けるで?
さとみ
いいよ
ガチャ
ジェル
……あれ?
人、倒れとる
さとみ
なんだよこいつ…
凶器持ってるし…
ジェル
侵入者は多分この人だけやろな…
ころちゃーん!どこにおるーん!?
さとみ
血液が床についてる…
撃たれたとかじゃないよな…?
ジェル
ころちゃんを信じるしかないで…
もしもやったら致命傷が少なかったんやったらいいけど
キィ…
さとみ&ジェル
!?









ころん
…ははっ、やっぱり来てたんだ…
さとみ
ころん!?
やっぱり撃たれてんじゃねぇか!!
ころん
ごめん…避けれなかった…
でも、急所は外してるから大丈夫…
ジェル
とりあえず止血するからここに座って!
まだ止めれてないんやろ!?
ころん
うん…ありがと
さとみ
…ここじゃ落ち着けねぇな
ちょっところん抱き上げるぞ?
ころん
ん…
ジェル
処理は俺に任せて、2人は莉犬達と一緒に早く行きな
さとみ
わかった
さとみの家 診察室
さとみ
…よし!
これでもう大丈夫だな!
莉犬
ころちゃん…痛くない…?
ころん
あはは、もう大丈夫だよ
安心して
るぅと
ほら、なーくんも
ななもり。
…ころちゃん…
ころん
ん、なーくんおいで
さとみ
それにしても、なんであんな事なってたんだよ
ころん
僕を狙ってたらしくてね、片付けようとしたんだけど遠距離で銃でやられてねw
その後片付けたんだけどやばかったからしばらく自分の意識を保てるように歩き回ってたんだよ
ころん
なんか恥ずかしいなw
みんなにあんな弱い所見られてw
さとみ
……
ころん
いでででで!
どしたのさとみくん!?
急にほっぺつねってきて!
さとみ
辛いのに笑う癖やめろよ
ころん
…え?


さとみ
お前小さい時からずっとそうじゃん
なんか怪我しても笑いながらありがとうとか言って
風邪とか引いても笑いながら大丈夫って手握って
さとみ
それ見てると俺、なんか辛くなって来るんだよ
さとみ
俺達を心配させないために笑ってんだろ?
お前そんなんしなくても十分心配なんかしてねぇよ…
俺も、そんなの信じたくないから心配なんかしない
ただ普通の幼馴染としているだけ
何も1人で抱え込まないで、ジェルとか俺とか、あと莉犬達とかに頼れよ
ころん
さとみ
お前には味方が沢山いる、それに何も頼らないでいると先に自分が壊れるぞ?
さとみ
お前がいないと俺らは安心して莉犬やるぅと、そしてなーくんを守れない
お前がいないとジェルも殺し屋をする事もできない
るぅと
…ギュ
るぅと
…僕も、ころちゃんがいなくなると心細くなっちゃいます
莉犬
俺も!
だってこんなに遊んでくれる人全然いないんだもーん!
ななもり。
ころちゃん、優しいから、安心する…
ころん
…みんな…
ポロポロ
ころん
うん、ごめんね…
僕、誰かを頼りにするのがあまりできなくて、昔僕には「なにもできない」って責められたことがあって…
ころん
…僕、なんで情報屋なんかになっちゃったのかなぁ…



さとみ
俺達を守るためだよ
ころん
…そっかw



忘れるわけないじゃねぇか
俺とジェルに向かって
ころん
僕が2人を助けるよ!
これ、幼馴染としての約束ね!
偽りの無い笑顔で言ってくれたの





数日後 ころんの家 仕事部屋
ころん
さーて!
今日の依頼は何かなー?
『この会社の情報を提供してください』
ころん
えー?絶対この会社潰す気でしょw
断るしかないです…
さとみ
『お前には味方が沢山いる、それに何も頼らないでいると先に自分が壊れるぞ?』
さとみ
『何も1人で抱え込まないで、ジェルとか俺とか、あと莉犬達とかに頼れよ』
ころん
…人に頼る…



プルルルル…
ころん
あ、もしもしさとみくん?
ちょっと悩んでることがあって…
END

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