今日は待ちに待ったクリスマス。
前々から家族とイルミネーションを見に行く予定を立てていたこはねは、ワクワクとした気持ちで身支度をしていたのだが…_____
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こはねの手には行き場の無くなったイルミネーションチケットが2枚。
そんな時、一人の人物の顔が頭に浮かんできた
どうして彼の顔が頭に浮かんだのかは分からないが、よりによってクリスマスの日に、お付き合いもしていない男の子を遊びに誘うのは流石に気が引ける。
何より、彼と2人っきりになる事を考えただけで何だか恥ずかしくなってきてしまったのだ。
…そんなこんなでしばらく考えた挙句、結局こはねは行き場の決まっていない2枚のチケットを握りしめたまま、家を出ていく他なくなってしまった。


















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!