とある高校の生徒会室。お祝いムードでペットボトルを掲げる彼らの顔は晴れやかだった。
入学式の運営を無事終えた彼らはそれをお祝いすべく集まっている。
乾杯をしたあと、生徒会室は一気に喧騒に包まれた。
あきれた様子で肩を竦めるいぬい。何を隠そう、彼は生徒会メンバーではないにも関わらず人手不足だから手伝えと強制的に運営に携わることになっていたのである。
わちゃわちゃと騒がしい生徒会室では、入学式の準備・運営に携わった六人がそれぞれ持ち寄ったドリンクを掲げ打ち上げをしていた。
と、そのとき生徒会室に備え付けられている電話が鳴り響く。
受話器を取って少しの会話を交わしたいるるは電話を切りこちらに向き直って言った。
その後無事寿司を受け取った彼らは打ち上げを始めた。
せれすとがふとした疑問を持ちかける。
その時、ガチャリと扉の開く音がした
いぬいがあきれたようにそう言ったとき。
突然扉がバァンと派手な音を立てて開き白っぽい女の子が飛び込んできて、いぬいへと飛びついた。
先ほど話していた人物が全員ここへ来た。噂をすればなんとやらにもほどがある。
そしてカラフルに染まる室内。爆速でなくなっていく寿司。
全員の表情が、少し真剣なものに変わる。
そう言った二人に、元からこの学園にいた者たちはこくり、とうなづいた。
そう、すべては_____
_____この学園を、守るために






















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!