またもや教室の扉が開き、入ってきたのは
かつて一緒に戦った………
元 普通科、心操人使クンだった。
私は共闘した覚えは無いけど、
クラスメイトのヤツらは、結構仲いいらしい。
もし、冰海姉ちゃんがヒーロー目指して
雄英入ってたら、こんなだったのかな…
友達に囲まれて、笑ってたのかな
そんな事を考えてると、後ろから呼ばれた。
ズキッ…と少し痛む腹を押さえて、
爆豪から目を逸らした。
送辞を言っていた、3年A組の人が
今後の活動について、説明をしている。
あ、そっか。
私たちの1つ上のA組、1回全員除籍されてんのか。
噂にはなってたけど、まさか本当だったとは
寮に帰るヤツらとは別に、
まだ退院許可がおりてない私は、
また病院へ戻ってきた。
病室に入って、ベッドに座るなり、
抑えていた腹の痛みが私を襲った。
ちょっとしか歩いてないし、
階移動はエレベーターだったし。
細心の注意ははらってたつもりだけど……
横にあった棚の上を見るも、殻になった薬の箱しかない
全部飲みきっちゃったっけ… ??
終わった……
更に増す痛みを我慢して、立ち上がるも、
一歩動いたところで地面にしゃがみ込む。
………動けない
声がして、顔を上げると、
そこには爆豪が立っていた。
私が黙っていると、
フワッ と体が浮くような感覚になった。
ベッドに座らせられた………
そして、まわりをキョロキョロして、
またどこかへ歩いて行った。













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。