第12話

#11
417
2024/06/02 10:25
コナンと平次、それからあなたの下の名前はそれぞれバイクに乗ってカドクラが宿泊するホテルへと向かっていた

(↑コナンは平次と、あなたの下の名前は自分のバイクで)

バイクの後ろには小五郎、西村警部、川添を乗せた車が走っている


江戸川コナン<工藤新一>
江戸川コナン<工藤新一>
お前バイク乗れたんだな
(なまえ)
あなた
大会とか移動すること多かったから
あと事件調査へ向かう…とかね!
そんな話をしながら移動していると
3人
江戸川コナン<工藤新一>
江戸川コナン<工藤新一>
あれはキッド!
カドクラのホテルからだ!
服部平次
服部平次
しっかりつかまっとけよ、工藤!
行くぞ!あなたの下の名前!!
平次とあなたの下の名前はフロントタイヤを高々と浮かせてクルリと方向転換をすると、車の間を突っ切ってキッドを追いかけた













斧江邸の収蔵庫では、拓三が



『キッドが刀を?そうか…』



怪盗キッドがカドクラから刀を盗んだという情報を聞いて、拓三はニヤリと笑みを浮かべた
















ハンググライダーで港まで来たキッドは、停泊している小型漁船に乗り込み刀に向かって呟いた
怪盗キッド
怪盗キッド
…この刀に何があるってんだよおや((
この時壁にもたれ掛かっていたキッドのシルクハットに刀が刺さった
怪盗キッド
怪盗キッド
え!?
シルクハットから刀が抜かれたと思ったら、反対側、天井と刃が飛び出した
怪盗キッド
怪盗キッド
うわっ!
危険を感じたキッドは船の扉を蹴り外へ出た
怪盗キッド
怪盗キッド
誰だ?!
狐面
ゆらゆらと立っていた人物は、古めかしい軍服の上に外套を羽織り狐の面をしていた


シュッ!
怪盗キッド
怪盗キッド
ッッッ!
攻撃をかわされてはかわし、逃げるを繰り返しているとキッドが刀を落としてしまった

シャキッン
怪盗キッド
怪盗キッド
うわっ!
キッドの胸元には10文字に裂けていた


狐の面をした人物が、大きく振りかぶり再びとびかってきた

怪盗キッド
怪盗キッド
(っ…ダメだもう間に合わねぇ!!)
カキッッン
狐面
振り下ろされた刀がキッドの目の前で誰かが受け止めた




それはあなたの下の名前だった
(なまえ)
あなた
フッ、なかなかやるみたいね
キッドが落とした刀




右手に持ちかえ刀を素早く抜く
(なまえ)
あなた
え!ヤバ!!
が、抜けたのは柄だけだった
(なまえ)
あなた
目釘が抜かれてる!
あなたの下の名前が慌てていると
服部平次
服部平次
次はオレの番やあ!!
両者は互いの刀を受け止めてはクグッと押し合い、同時に離れる。そしてすぐに刀を打ち合う



キッドが狐の人物にトランプ銃を向けるも動きが激しすぎて狙いが定まらない
江戸川コナン<工藤新一>
江戸川コナン<工藤新一>
キッド!どけ!!
江戸川コナン<工藤新一>
江戸川コナン<工藤新一>
いっけえぇぇー!!
コナンがサッカーボールを蹴ると、列車に当たり狐の人物に当たった
(なまえ)
あなた
今だ!!
あなたの下の名前は体制を崩した狐面に切りかかった
カキッッッン!!!
片膝を着いた狐面はあなたの下の名前の背後にいるキッドがトランプ銃を向けているのに気が付き、不利を察知し走り出す
服部平次
服部平次
待たんかい!!
狐面は列車の屋根に上ると、列車の向こうへと姿を消した



(なまえ)
あなた
…逃げられたか
江戸川コナン<工藤新一>
江戸川コナン<工藤新一>
大丈夫か?!あなたの下の名前!服部!
コナンは落ちていた脇差しを拾い声をかける
服部平次
服部平次
おれたちは平気や、けど、そちらさんはどうやろうなぁ…
江戸川コナン<工藤新一>
江戸川コナン<工藤新一>
お前の目的はなんだ
コナンがキッドに訪ねる
怪盗キッド
怪盗キッド
それを調べるのが探偵なんだろ?
列車のドアをキッドが開けあなたの下の名前のまえへやってきた
怪盗キッド
怪盗キッド
…と言いたいところだが、
スッ(あなたの下の名前の髪をさわる)
(なまえ)
あなた
怪盗キッド
怪盗キッド
危ないところを助けていただきありがとうございましたチュッ
(なまえ)
あなた
ふぇ?!////
江戸川コナン<工藤新一>
江戸川コナン<工藤新一>
なっ!
服部平次
服部平次
はぁぁぁ?!?
キッドが手の平にキスをした
怪盗キッド
怪盗キッド
どうやら…私は貴方に惚れたみたいです♡名前はなんとおっしゃるのですか?
(なまえ)
あなた
ほっ惚れた?!///
怪盗キッド
怪盗キッド
えぇ♡
ドン!



キッドがあなたの下の名前に壁ドンをした
(なまえ)
あなた
…っ///////
江戸川コナン<工藤新一>
江戸川コナン<工藤新一>
キッド!あなたの下の名前に近づくな!!
怪盗キッド
怪盗キッド
おや?まさか名探偵もあなたの下の名前がす
服部平次
服部平次
やめやめ!!早く目的を教えんかい!!
平次があなたの下の名前とキッドを離し、あなたの下の名前の肩を引き身を寄せた
怪盗キッド
怪盗キッド
チッ、、列車の中で話しますよーだ
(なまえ)
あなた
(あっあれ?子どもっぽい…)
怪盗キッド
怪盗キッド
お嬢さん?お手を
先に船に入ったキッドはあなたの下の名前に向かって手を差し伸べたが…
服部平次
服部平次
あなたの下の名前は子供やないんやから平気や!!
とっとと下がれ!!
(なまえ)
あなた
アハハ…

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