〜王様ゲームする数分前〜
緑Side
突然だが、俺はこさめちゃんの部屋に来ていた
何故って?こさめちゃんがクッキーを盗み食いしたから
今はそれを白状してもらおうとしているところ
でも、中々白状してくれない
話題を逸らそうとしたのか急にこさめちゃんがそんな事を言い出した
言おうとしてやめる
だってだってだって!!
らんらんの為にクッキー作ってたなんて言えないもん!
余ったら4人にも分けてあげようとしたけど…
とさっきとは裏腹に食い気味に聞いてくる
ガチャ
その時、扉が開いた
入ってきたのはいるまちゃんだった
俺がこさめちゃんに問い詰められてるところを見て、少し引き気味に言う
こさめちゃんの口を抑えてそう言う
危なかった〜
いるまちゃんの口から発せられた言葉は意外なものだった
王様ゲーム?何で?
と俺達の肩を掴みながら言ってくる
いい事?
らんらんのメイド服姿…?
それって…
2人とも考えた事は同じなのか秒で賛成した
いるまちゃんを見送ると、俺達2人はるんるんでリビングへと向かった
という事があったのが数分前
今はらんらんの猫耳姿が可愛くて尊死しています
尊死していると、可愛い可愛いらんらんがそんな事を言ってきた
と次々に棒を決めて引いていく
俺も慌てて棒を引く
どうやら、らんらんが王様らしい
まぁ、らんらんなら大丈夫だよね?
まって、2番って俺じゃん!?
俺が声を漏らすと皆一斉にこっちを向いた
するとらんらんがとても可愛らしい声で尋ねてきた
最後になるにつれ声がだんだん小さくなっていった
まぁそんなところも可愛いんだけど
本当はもっとあるんだよ!?
優しいところとか、一生懸命なところとか、メンバー想いなところとか、あと…
と俺が心の中でらんらんのいいところを何個も考えていると、らんらんは嬉しそうに笑った
たぶん皆が思っただろう
いや、あの笑顔!!可愛すぎるにも程があるよ!?
途中から恥ずかしくなったのか、照れながら棒を選び始めた
もう可愛い!!さすが俺の嫁!(?)
すかさず皆も棒を決めて引いていく
ちなみに俺は王様ではありませんでした
みこちゃんかぁ
みこちゃん、サイコパスだからなぁ〜((
らんらんなの!?
何それ!?みこちゃんずるい〜(泣)
と言うとみこちゃんは片手をらんらんに差し出す
そして、らんらんは差し出されたみこちゃんの手を繋いだ
ギュ
あれ?なんか繋ぎ方…あれって…
と俺の心の中の言葉を代弁したように言う
いるまちゃんは不機嫌そうにそう言った
あ、そっか、らんらんがみこちゃんと恋人繋ぎしてるから不機嫌なのか…
らんらんはシュンとしながら言った
猫耳つけてるから、なんか子猫みたいなんですけど!?
やばい…飼いたi((
と言うと急にいるまちゃんはらんらんの空いてる手の方を繋いだ
ギュ
は!?いるまちゃん何ちゃっかり、らんらんの手繋いじゃってんの!?
ずるい!!
らんらんは恥ずかしそうに顔を赤らめていた
みこちゃんは場を和ませようとそう言ってくれたと思うんだけど、今はそれどころじゃない
皆は不服そうにしながらも、各々棒を引いた
まぁ、らんらんが次行こうって言ったんだから仕方ない
いるまちゃん賭けたなぁ〜
もう言っちゃうんだ
すると急にらんらんが絶望したような顔をしながら言った
いるまちゃんはいつの間にか持っていたメイド服をらんらんに渡す
らんらんは恥ずかしそうにしていた
と言うとらんらんはメイド服を受け取ると着替えに行った
みんな静かだ
たぶん、らんらんのメイド服姿を想像しているんだろう
まぁ、俺もだけど…
てことで俺のらんらんのメイド服妄想会(?)が始まりました
数分後、リビングの扉が開いた
みんな一斉に扉の方を向く
そこには
赤面をしながらメイド服を着て立っているらんらんがいた
恥ずかしいのか手を前で組んでもじもじしている
らんらんの頭にははてなマークが浮かんでいた
その可愛さ無自覚とか罪な男!!(?)
何かを勘違いしたのか、らんらんが急に萌え萌えキュンをした
その破壊力がやばすぎて、みんな尊死してしまった
さすがにやばい!可愛いぃ!
らんらんは尊死している俺らを心配してくれている
優しい
けどらんらんのせいだよ!?らんらんが可愛すぎるんだよ!?
そんな事を口には出せず、俺たちは無事、尊死しました(?)
新作出しました












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。