第37話

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2026/02/04 07:04 更新


ある日こんな手紙が来た


『黒狐へ
元気でやっているか。
お前らに見せたい景色がある。かつて三人で見た、あの神社の裏山を覚えているだろうか。
桃のつぼみが綻び始める頃、あそこで待っている。
積もる話もある二人で来てくれると信じているよ。』


何のために書いたのかは分からないけど

ここでは初めて兄を見る

どんな姿なのだろうか

昔と同じで、

格好良く背中が大きな人、心が広い人なのだろうか

もう“支える”必要がない人なのだろうか


































生まれた時から環境が最悪だった
何より兄達は僕が生まれてくるまでに沢山

辛い想い、汚い物を見ただろう

そんな兄弟に守られ育った僕



子供なのに“大人になるしかなかった” 刻

子供なのに“子供でいられなかった” 界人

目の前の“現実”を隠されて生きてきた 僕


いつも「平気」と隠そうとする兄弟

それしか“学ばなかったから”

そんな人達を見るのが辛かったから、

僕は後ろからじゃなくて隣に一緒に立つ
・・・・・・・


ことを誓ったんだ



僕はこの招待状・・・を受け取るつもりだった


  『一人で』


兄弟揃って頼る事が出来ない

本当【不器用】な兄弟だよ


でもそれを止めてくれる兄弟が居ることも知ってる





今日は説教正座二時間コースだな


























神楽
彼奴に会いに行くなら俺も行く
神楽
兄弟やしな
あなた
そういってくれる奴で良かったよ













あなた
今日の夜、彼奴にあって
神楽
伝えるんや
あなた
伝えるんだ

































...今日彼奴にあって
必ず伝える































あなた
助けるって!
神楽
助けたるって



















































構わず逃げろって...

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