第14話

#貴方の笑顔
610
2021/09/07 06:21
お洒落なレストランで夕食を食べて、あっという間に帰り道。
お互い話すこともなく、沈黙がつづく。
でもなぜだかぷりっつさんとの沈黙は心地よかった。
しばらく沈黙が続いた後、彼はふと思い着いたように口を開く。
pretz
pretz
そうだ
(なまえ)
あなた
?どうしました?
pretz
pretz
今度さ、6時のおやつで学校撮影があるんやけどさ
pretz
pretz
撮影きてくれへん?
(なまえ)
あなた
え?ガチですか?
pretz
pretz
おん。
あなたがいてくれると頑張れそうな気がするし
えええぷりっつさんどうしました
アタマブツケマシタ?コユビタンスニブツケマシタ?
だって実写撮影に誘ってくれるのはまだいいとして(良くねぇよ)
あなたがいてくれると頑張れそうな気がするしって!
お前はタラシかて!
よっしゃ、仕返しだ!
pretz
pretz
あなた?、、、やっぱ嫌だよな。
ごめんな、変に誘ってしもて。
(なまえ)
あなた
ううん。撮影誘ってくれてありがとう。
もちろん行くよ!
必殺!タメ口!!
pretz
pretz
まじ!?めっちゃ嬉しい!!
と言ってぴょこぴょこ跳ねてるぷりっつさん()
あれ?必殺技効いてない、、、?
んーこうなったら!
(なまえ)
あなた
楽しみにしてるね!
ぷりちゃん!////
秘技!ぷりちゃん呼び!
、、、ってかこの技自分にもダメージ入ってね?()
pretz
pretz
、、、っ////それは、反則だろ
これは、、、効いた、、、?


ギュッ
突然のことでびっくりしてしまった私()
何事かと思って目を開けると、、、
あれ?私ぷりっつさんの腕の中にいるくね?はにゃ?
(なまえ)
あなた
え、あっ、、ちょ、、、ぷりっ、、、つさん、、、?
pretz
pretz
ぷりちゃんって呼んでくれるんじゃないの、、、?
(なまえ)
あなた
、、、////ぷり、、、ちゃん////
pretz
pretz
そーゆー顔するから俺みたいな男に狙われるんやで////
私にぷりちゃんって呼ばせて満足したのかぷりっつさんは背中に回していた腕をほどく。
暗いからと家の前まで送ってくれたぷりっつさんはやっぱり紳士だと思う。
本人には言わないけど()
「ほなまたな〜」と言って笑う彼の笑顔に惚れてしまったのは私だけの秘密。

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