クリア出来たから休憩でもしよう
急いで廊下にでる
嫌な予感が脳裏によぎる
2階には、私の部屋と物置場…
あともうひとつ部屋があるけど、それは亡くなった兄の部屋らしい
交通事故で5歳という年齢で亡くなった
確かその時私は3歳だった気がする
部屋は大きくなったら自分達の部屋も必要になるだろうって話になって、私が産まれた頃にはもう家が建っていたらしい。
気が早いよねほんとうちの両親
…そんな事考えてないで早く探索しよ
物置部屋
…居ない
私の部屋は居ないとして…後は兄の
…っ
居なかった
少しホッとした
もういいかな。リビング行こ
リビングに行くと、キッチンで何かを食べているバンバンが見えた
しかもツノが…
気付かれる前に上に…
こちらを見てくるバンバンに恐怖を覚えた
早く逃げないと
殺される…!
…推しに殺されるのなら本望なのでは?
いや、アオイにも会えなくなるしそれはダメだ
早く外に出も出ないと
助けを求めないと
一応ハサミを持ってる。少しでも抵抗できるように。そして問題はどうやって逃げ出すか
玄関はキッチンの反対側にあるけど、後ろを向かれたらバレてしまう
殺されるかもしれないという恐怖と少しの興奮
こんな時に興奮するバカはどこにいる?私だ
でも殺されちゃダメだ
一気に玄関へダッシュ…?足音でバレるかもしれない
LINEで誰かに助けを求めたとしても、誰も信用してくれないし、逆に大騒ぎになるかもしれない
どうしよう……












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!