結局その日はサッカー部の練習を全部見ずに、早めに☆☆ちゃんと帰った。
☆☆ちゃんと彼はなんか知り合いっぽかったなぁ。。
私の心はモヤモヤしていた。
(私)ねぇ☆☆ちゃん?
(☆☆)え?なに??
(私)☆☆ちゃんってさ、あの人と知り合いなの?
(☆☆)うーん…。知り合いというか…。実は言ってなかったんだけど、あの人彼氏なの!
さっきはなんか恥ずかしくて言えなかったんだ!ごめんね!💦
(私)あ、そうなんだぁ〜。知らなかった!
おめでとう!!
きっと私の顔は引きつって上手く笑えてなかったと思う。
まさか彼に彼女が。。
しかも☆☆ちゃん。
私はその日、心がなくなった気がした。
彼との約束はなんだったのか…。
予想以上に失恋したダメージは大きすぎた。
そしてもう彼に会うことはないと思った。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。