◯シブヤ 裏路地にて
今日も情報売ったしそろそろ家に帰るか‥‥‥
私は,こからヤ◯ザ集団に情報を金で売る情報屋。
ちっちゃい頃から嘘が得意だったからこんな職業についたってとこ。
傘ないんだけど‥‥最悪。慣れるから早く帰ろっと‥‥‥
うわぁ。明らかにさっきまで戦ってたヤクザ。
しかもこの前情報売った「天獄」の人じゃん‥
見つかったらめんどいから適当に乗り切ろう‥
最悪。「天獄」って喧嘩っ早い人が多いんだっけ‥
ほんとだ,あれ私の家の鍵。
やばい。反抗しちゃった‥‥
しかもわざと私が叩かない高いところに持ちやがって‥
思い出した。こいつ女癖悪いRって人だ。
こんな人に絡まれるなんて‥‥最悪なんだけど。
‥‥右手を使ってない?
怪我してるじゃん。 しかも屋外でこんなにこいつと話してると他の情報屋に変な目で見られる‥
取り敢えず家に連れて行くのが正解かな。
こいつ と、このあとどうなるか,まだ予想してなかった‥














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!