第15話

13(+宣伝)
365
2025/08/05 09:00 更新




胡蝶カナエが花柱に就任したという知らせを受けたのは、月柱となってから一ヶ月後のことだった。



四神 あなた
ついにカナエも柱になったのね


嬉しいニュースに、私は迷わず蝶屋敷へ向かうことにした。お祝いを兼ねて、久しぶりに胡蝶姉妹に会いたかったのだ。


鎹鴉に手紙を託し、訪問の旨を伝えると、すぐに「ぜひお越しください」という返事が届いた。カナエらしい丁寧で温かい文面に、私は思わず微笑んでしまった。

蝶屋敷は以前と変わらず美しく、庭には色とりどりの花が咲き誇っている。特に藤の花が見事に咲いていて、その紫の美しさに思わず見とれてしまった。

胡蝶 しのぶ
あら、あなたさん!


玄関から飛び出してきたのは、蝶の髪飾りを付けたしのぶだった。以前より少し大人びた雰囲気を纏っているが、その人懐っこい笑顔は変わらない。

四神 あなた
しのぶ、久しぶりね。元気にしていた?


胡蝶 しのぶ
はい!それより、姉さんが花柱になったんですよ!すごいでしょう?


しのぶの瞳がきらきらと輝いている。姉への誇らしさと愛情が溢れていて、見ているだけでこちらも嬉しくなってくる。

四神 あなた
本当におめでとう。カナエは今いるかしら?


胡蝶 しのぶ
はい、中で待っています!早く早く!


しのぶに手を引かれて屋敷の中に入ると、そこにはカナエが優雅に立っていた。花柱の羽織を纏った彼女は、以前にも増して美しく、そして威厳に満ちている。

胡蝶 カナエ
あなたさん、わざわざお越しいただいてありがとうございます


カナエが深々と頭を下げる。

四神 あなた
改まらないで。私たち友達でしょう?


私は笑いながら手を差し出す。

四神 あなた
花柱就任、本当におめでとう


胡蝶 カナエ
ありがとうございます


カナエが嬉しそうに微笑む。

胡蝶 カナエ
あなたさんに祝っていただけて光栄です


居間に通されると、美味しいお茶と和菓子が用意されていた。久しぶりの再会に、私たちは話が尽きなかった。

胡蝶 カナエ
月柱になられてからいかがですか?


カナエが尋ねる。

四神 あなた
月の呼吸は思った以上に奥が深くて、まだ完全には習得しきれていないわ。でも、とても美しい技術よ


胡蝶 カナエ
月の呼吸……幻想的で素敵ですね


カナエが憧れるような表情を見せる。

胡蝶 しのぶ
ねえねえ、あなたさん!


しのぶが興奮気味に割り込んできた。

胡蝶 しのぶ
私の研究、ついに完成したんですよ!


四神 あなた
研究…?


胡蝶 しのぶ
藤の花の毒です!


しのぶの瞳がきらりと光る。

胡蝶 しのぶ
鬼を殺すことができる毒を、ついに完成させました!


私は驚きで言葉を失った。鬼を殺す毒——それは革命的な発明だった。

四神 あなた
本当に?それはすごいわね


胡蝶 しのぶ
はい!これで私も鬼と戦えます!


しのぶが誇らしげに胸を張る。

四神 あなた
でも危険でしょ?


私は心配になって尋ねる。

胡蝶 カナエ
大丈夫です


カナエが安心させるように言う。

胡蝶 カナエ
しのぶの毒の技術は本当に素晴らしいんです。きっと多くの人を救うことができるでしょう」


胡蝶 しのぶ
実は……


しのぶが少し照れながら続ける。

胡蝶 しのぶ
もう最終選別も終わっているんです


四神 あなた
え?


私は驚いて立ち上がった。

四神 あなた
いつの間に?


胡蝶 カナエ
先月です


カナエが微笑みながら答える。

胡蝶 カナエ
しのぶったら、私に内緒で受験したんですよ


胡蝶 しのぶ
だって、姉さんに心配かけたくなかったんですもん


しのぶが拗ねたような表情を見せる。

胡蝶 カナエ
もう……


カナエが困ったような顔をする。

胡蝶 カナエ
でも、見事に合格してくれて本当によかった


四神 あなた
それで、どんな感じだったの?


私は興味深く尋ねる。

胡蝶 しのぶ
最初はやっぱり怖かったです


しのぶが思い出すように話す。

胡蝶 しのぶ
でも、毒が効くとわかったら自信が持てました


四神 あなた
すごいじゃない。これで胡蝶姉妹両方が鬼殺隊員ね


胡蝶 カナエ
はい!
胡蝶 しのぶ
はい!


二人が同時に答える。



その後、しのぶは研究室を案内してくれた。そこには様々な毒の調合器具や、藤の花から抽出した薬品が並んでいる。

胡蝶 しのぶ
これが鬼を殺す毒です


しのぶが小さな瓶を見せてくれる。

四神 あなた
美しい紫色ね


胡蝶 しのぶ
藤の花の色なんです。美しいでしょう?


しのぶが嬉しそうに笑う。

四神 あなた
でも、これは本当に危険な毒よね?


胡蝶 しのぶ
はい。でも、鬼にしか効きません。人間には無害です


しのぶが誇らしげに説明する。


その技術の精密さに、私は心から感動した。しのぶの才能は本物だった。

胡蝶 しのぶ
いずれは蟲柱になりたいんです


しのぶが夢を語る。

胡蝶 しのぶ
姉さんと一緒に、たくさんの人を救いたいから


四神 あなた
きっとなれるわ


私は確信を込めて言った。

四神 あなた
あなたの才能なら、必ず


夕方になって、私は蝶屋敷を後にすることになった。

胡蝶 カナエ
今度は一緒に任務に出かけましょう


カナエが提案してくれる。

胡蝶 しのぶ
ぜひ!私も一緒に行きたいです!


しのぶが手を上げる。

四神 あなた
いいわね。今度機会があったら、ぜひ


玄関で見送ってくれる二人を見て、私は温かい気持ちに包まれた。

胡蝶 しのぶ
姉さん


帰り道で、しのぶがカナエに話しかけているのが聞こえた。

胡蝶 しのぶ
あなたさんって、本当に素敵な人ですね


胡蝶 カナエ
そうね。私たちも負けていられないわ


二人の笑い声が夕暮れの中に響いている。


帰り道、雷道が満足そうに呟いた。

雷道ノ夜
いい再会だったね


四神 あなた
ええ。特にしのぶの成長ぶりには驚いたわ


雷道ノ夜
あの毒の技術は革命的だ。きっと多くの鬼殺隊員を救うことになる


四神 あなた
そうね。それに、もうすぐしのぶも柱になるでしょう


月が昇り始めた空を見上げながら、私は新しい仲間たちの成長を嬉しく思った。カナエは花柱として、しのぶはいずれ蟲柱として——みんなそれぞれの道を歩んでいる。

四神 あなた
私も負けていられないわね


月の光に照らされながら、私は新たな決意を胸に家路についた。仲間たちと共に、より多くの人々を救うために——今日という日は、そんな新しい誓いを立てる、記念すべき一日となった。










𝐊𝐀𝐍𝐀𝐍
𝐊𝐀𝐍𝐀𝐍
今日は宣伝です‼️
𝐊𝐀𝐍𝐀𝐍
𝐊𝐀𝐍𝐀𝐍
デデンッ!!
𝐊𝐀𝐍𝐀𝐍
𝐊𝐀𝐍𝐀𝐍
きむちさんのハイキューの夢小説です!!
𝐊𝐀𝐍𝐀𝐍
𝐊𝐀𝐍𝐀𝐍
これまじでやばくて‼️
𝐊𝐀𝐍𝐀𝐍
𝐊𝐀𝐍𝐀𝐍
愛されなんですよ❣️
もうイケメンたちに囲まれて……うわああああ🥰🥰🥰
𝐊𝐀𝐍𝐀𝐍
𝐊𝐀𝐍𝐀𝐍
こんな感じになっちゃいます🥺🥺
𝐊𝐀𝐍𝐀𝐍
𝐊𝐀𝐍𝐀𝐍
ぜひ‼️読んでみてください🙇‍♀️



プリ小説オーディオドラマ