声をかけられてから
即座に走ってきたため,頭は混乱したまま。
疑い深い私が一番最初に思ったことは
詐欺なんじゃないかってこと。
けれど,ジョングギオッパが
受け取った名刺の会社名を見て,
「僕もここからスカウトされたよ」と教えてくれた。
驚いた反応をされるかと思ったが
オッパ達は私より明らかに落ち着いている。
…ただ1人を除いて,
ナムジュニオッパの瞳が私を捉えた。
その瞳に反射する私が見える。
最近,考えが大人になった
ジョングギオッパが私の手を握った。
"何を言われても,自分のしたいことをしたい"
ジョングギオッパはいつもそう言っていた。
優しく包むその笑顔に背中を押された気分になる。
ジョングギオッパの言葉に押され,
本音を告げると
不貞腐れても整った顔のテヒョニオッパが近づいてきて
急に抱きしめられた。
オッパ達の温かい応援を受け
私はPledisのオーディションに応募した。
オーディションでは現代舞踊と
「Love is not over」を用意していたが
「ラップはできるか」と聞かれ,
ユンギオッパの歌を思い出しながらラップも披露した。
そして2週間後,手紙と電話で"合格"を告げられた。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!