第11話

ロリ、不思議な夢を見る。
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2026/01/26 13:00 更新
 社員達がうずまきに入ってから数十分。
 皆んなが其々好きな物を飲み食いし、腹も満たされた頃。
 あなた、ナオミ、与謝野は同じテーブル席で食事を終えていた。
あなた
 おいしかった、 
谷崎ナオミ
 そうですわね! 
 あなたは、メニューにあった色取り取りの食事に目を奪われ、好きな物を注文して食べていた。
 そのせいか、やけに空になった食器の量が多い。
 「食べる子はよく育つ」と言うが、年齢からして量は平均を上回っている。
与謝野晶子
 ちょっと食べすぎたんじゃあ無いかい? 
 
 其れを見た与謝野も、少し心配気味に声を掛けた。
あなた
 ? 
 が、当の本人は「全く分からない」とでも言いたげな顔をして首を傾げるだけ。
谷崎ナオミ
 さ、そろそろお会計にしましょうか 
 ナオミが話を切り上げ、懐から財布を出すと、与謝野が其れを止めた。
与謝野晶子
 妾が払うよ 
谷崎ナオミ
 え、そんな……
 悪いですわ!  
 与謝野は善意で言ったが、ナオミからしたら其れは申し訳ない。
与謝野晶子
 良いのさ 
与謝野晶子
 少しは甘えな 
谷崎ナオミ
 ……分かりましたわ! 
 ナオミは与謝野の言葉に納得した後、懐に財布を戻した。
 ナオミに手を引かれながら探偵社へ戻ったあなた。
あなた
 んぅ…… 
 事務所に入るや否や、眠いのか目を擦り始めた。
谷崎ナオミ
 あら、眠いのですか? 
 ナオミがそう問うと、こくりと頭を下に下げて頷いた。
谷崎ナオミ
 与謝野女医に頼んで、医務室の寝台を借りて寝ます? 
あなた
 ……ん 
 あなたの頭がかくん、と下に落ちたかと思えば、そのまま静かな寝息をたてて寝てしまった様子。
谷崎ナオミ
 あら……
 寝ちゃったみたいですわ 
 ふふ、と軽く微笑んだナオミは、あなたをそっと横抱きしながら医務室へ向かった。
 あなたは夢を見ていた。
あなた
 ? 
 地面には水が張っていて、同じ風景が際限なく続いている。
 夢にしてはどこか鮮烈で、現実にしては幻想的。
あなた
 ここどこ〜? 
 あなたは夢か現実か区別のつかないこの空感を不思議に思い、アテもなく歩き出した。
 歩みを一つ進める毎に、水面に波紋が浮かび、遥か彼方まで静かに広がり、消える。
 風も吹かなければ、雲も動かない。
 まるで時が止まったと錯覚しそうな静けさだ。
あなた
 らんぽさん……ナオミねぇ……? 
 流石に物音の一つしない事に不安感を抱いたか、震える声で乱歩とナオミの声を呟く。
 しかしその言葉に返事をする者は、誰一人としてこの空間に存在しない。
 誰の耳にも届くことなく、虚空へ静かに消えるだけ。
あなた
 うっ……ううっ…… 
 あなたの目が涙で潤み、遂に泣きそうになった時。
あなた
 っ……? 
 白く淡い光を放つ何かがあなたの前に降り立った。
 それはまるで、天使の梯子に照らされた天使の様で。
あなた
 ? 
 あなたは疑問符を浮かべながらもそっと立ち上がり、小さな手を光へ伸ばす。
 すると、光はあなたを包み込むように、一際大きく輝きを増した。
 そしてあなたの体に吸い込まれ、微かな光だけが残った。
あなた
 あったかい…… 
 あなたは胸に両手を当て、形の無い筈の光の存在を確かに感じていた。
 
 そのまま深い深い不思議な眠りは幕を閉じる————。
 終わらせ方が毎度毎度雑ですみません…
 
 自宣伝通りまーす!!
 こちら文ストの参加型となっているのですが…
 圧倒的に人が集まらなくてですね
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 それではまた次回〜

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