アナウンス「〖フェーズ1〗、10日目朝になりました。
プレイヤーの方は≪一人ずつ≫
【体育館】に設置された端末にログインし、
本日の役職を確認して下さい」
しろ 「(…これは18号にしてやられたな…。いや、
キャメさんにも、か。まさか裏でそんな事が
起きてたとは知らんかったわ…。みんな、
ちゃんと考えてこのゲームに臨んでんやったな。
正直見る目変わったわ…。
……って、今はそれどころやない。
こうなるともう誰を信用していいか分からんわ。
現時点で俺のトップは変わらん。それは絶対
間違いない。……やから、このP差を変えん為に、
今俺に出来る事はこれしかない…!!)」
しろ 「お前らよく聞け」
18号 「!!」
しろ 「ニキ、協力せぇ」
ニキ 「え? なにを?」
しろ 「りぃちょもキャメさんも、今から俺に協力する、
って言うなら、賞金を分けるわ。これは契約書も
書くし、偽造も何もせん、正真正銘の契約書に
したる」
りぃ 「え、なになに?」
まちこ「……」
18号 「……」
しろ 「 今 か ら 全 員 の 、
進 行 ボ タ ン を 奪 う 」
まちこ「はぁ?!」
18号 「ちょぉっ!!」
ニキ 「よく分からんけどボビーなりの考えがある、ってこと?」
しろ 「そーゆー事や。りぃちょ! キャメ! 協力するか?」
りぃ 「え、いくら?」
ニキ 「現金なやつwww」
しろ 「お前ほんとブレんなwww」
りぃ 「案件とかも、やっぱそーゆーとこちゃんと
確認しないとじゃん?」
しろ 「お前が言うなw」
ニキ 「いやボビーもだろw」
しろ 「今協力するだけで50万円、どや、乗――?」
りぃ 「――乗ったぁ!!」
18号 「ちょっと!!」
ニキ 「喰い気味で18号からボタン奪いやがったwww」
キャメ「俺はこういうやり方あんまり…」
ニキ 「隙あり!!」
キャメ「あっ」
18号 「メロちゃん!! 油断しすぎぃ!!」
まちこ「……残すは私のボタンか…」
しろ 「楽勝やろ」
18号 「まちこのボタンは絶対取らせない!!」
まちこ「はちぃ!!」
しろ 「ニキ!!」
ニキ 「りょーかいw さぁ、おとなしくしようか18号~」
18号 「もぉ手つきがほんんっまが変態!!」
りぃ 「ニキさん! 加勢します!!」
しろ 「お前らセクハラしたいだけやろwww」
18号 「やめてぇ!! 離してぇ!!」
まちこ「お、来るなら来てみろ? お前ら全員、カメラ
回ってる事分かってるよな? セクハラだぞ?
訴えるぞ??」
しろ 「カメラって、コレとコレのこと?」
まちこ「それ!! 触ったら――」
しろ 「触っただけじゃ『厳重注意』。それはニキニキが
確認済みや」
まちこ「くっ…そ、そうだった……。お前らみたいな変態――」
しろ 「よいしょぉー!!」
まちこ「あっ! おまっ!! 返せ!!」
しろ 「これで全員分か。ニキニキ、りぃちょ、お前らの
ボタンも一応寄越せ」
ニキ 「はい」
りぃ 「え、これでどーすんの?」
しろ 「 こ の 1 0 日 目 最 終 日 、
こ の ま ま 終 わ ら せ る ! 」
18号 「!!?」
まちこ「はぁ?!!」
キャメ「そしたら全員Pがマイナスにっ…!」
しろ 「全員マイナスになれば、そのままP差は変わらん。
よって今トップの俺と、2位の18号の差も
このままやんな? つまり俺と18号、
二人でファイナルラウンド進出が決まる」
ニキ 「確かに! そしたらボビーの優勝も濃厚、
ってことになるか」
りぃ 「これはまた大胆な策だねしろせんせー」
しろ 「正直18号がここまでやるとは思わんかったわ。
それを認めて、一緒にファイナルラウンド行きは
確定したる。でも決勝ではもう油断せん。全力で
潰すから覚悟しぃや?」
18号 「……」
アナウンス「プレイヤー全員の進行を確認しました。
〖フェーズ1:朝〗を終了します。
〖フェーズ2〗、10日目昼になりました。
話し合いを開始して下さい」
18号 「え、ほんま!!?」
りぃ 「あ、これはこれで早く終わるのイイネ」
しろ 「ハッキリ言ってこの10日目まで相当長かったしな」
ニキ 「あ、もうそろいつも起きる時間か」
しろ 「夕方に起きてん?」
キャメ「(…あそこまで18号さんに煽られたら、しろせんせーに
こういう策を取られても仕方ない、か。
俺やりぃちょ君、ニキ君の裏切りにも気付いて
策を練った所までは良かったけど、この
『籠城』って流れを読めなかった18号さん、
君の負けだ…)」
18号 「ニキニキ! ボタン返してぇ! そこ通してぇ!」
しろ 「俺が組んだ防波堤、そう簡単に――」
ニキ 「えぇ~、どうしよっかなぁ~」
りぃ 「既に崩れそうなんだけどwww」
しろ 「人選ミスったな」
ニキ 「なんかもっと、エっロ~い感じでお願いしてくれたら~、
うっかりボタン落としちゃうかもなぁ~?」
18号 「エロっ…?! …ほんま、こいつぅ……!」
ニキ 「そうだな~、『花魁(おいらん)』っぽく
お願いしてほしいなぁ~w」
18号 「花魁?!!」
しろ 「ずいぶんマニアックなとこいくなw」
18号 「えっ…(咳払い)…
(艶っぽい声)〖わっちのボタンを返して
ほしいでありんす〗」
ニキ 「ありんす?!」
しろ 「わっち?!!」
りぃ 「うわぁっ! っぽい!!!」
18号 「(艶っぽい声)〖そこを通しておくれぃなんし〗」
ニキ 「ナンシー?」
しろ 「良かったなニキ、ナンシー此処におったぞww」
ニキ 「あれ『ルーシー』なw」
しろ 「すまん、素で間違えたw」
りぃ 「あぁ、英語伝言ゲームのアレかwww」
18号 「(艶っぽい声)〖…これでも、ダメかぇ?〗」
しろ 「18号、全力の色仕掛けやな」
キャメ「18号さん引き出し多いなぁ…」
りぃ 「いや、そこw?」
ニキ 「あぁ~、もうちょい、もう一捻り!」
18号 「もぉ無理だってぇ!! 何やらすの!!?」
ニキ 「ボビー!」
しろ 「残念やったな18号」
アナウンス「プレイヤー全員の進行を確認しました。
〖フェーズ2:昼〗を終了します。
〖フェーズ3〗、10日目夜になりました。
【体育館】に設置された端末に≪一人ずつ≫
移動し、それぞれ役職に沿った指名を
行って下さい」
18号 「ねぇお願い待って! 話合お!?」
キャメ「18号さん、これはライアーゲームだ。せんせーの
行動は間違ってない…!」
しろ 「さすが、キャメさんも予習済みか」
りぃ 「え?」
キャメ「実際のライアーゲームでも、会場に閉じこもったり
する『籠城作戦』的なのがあって…」
りぃ 「ちゃんとした戦略だったんだ…」
まちこ「……っ……ひっ……」
ニキ 「……え…、まちこり?」
りぃ 「……えっ?! まちこり?!!」
18号 「まちこ?!」
まちこ「…………っ…(涙)」
キャメ「え、まちこさん?!」
しろ 「え、え、え、え、どうした?!」
ニキ 「…ガチ泣きじゃん……」
まちこ「……ひっぐ……っ……」
18号 「まち……」
まちこ「……なんか…っ……悔しぐで……ひっ……」
ニキ 「悔しい?」
りぃ 「いやこれもちゃんとした作戦でしょw?」
まちこ「違う!! ぞうじゃなぐっでぇ……」
18号 「そうじゃない…?」
まちこ「ごごまでざ、せんぜーとばっぢがざ……」
しろ 「俺と18号が?」
18号 「とりあえず鼻拭こ?」
まちこ「…ありがと……。…ここまでさ、せんせーと
はっちが、こんなに真剣に闘ってきて、
私も裏切られたり…、傷付いたし…、……正直、
ひっ……女研の関係にヒビが入るんじゃないかとか、
でも、それもやっぱり…、こういうゲームだから、
仕方ないかもしれないげどぉ……
その最後が、ごんな形で…終わるなんで……
わたし悔しぐで……」
18号 「…まちこ……」
しろ 「…………」
ニキ 「…………」
まちこ「(盛大に鼻をかむ)」
りぃ 「……(笑うのを堪えてる)……」
キャメ「……まちこさん、キツい言い方になるかも
しれないけど、これはライアーゲームだ。
まちこさんのは感情論、しろせんせーのやり方は
全面的に正――」
まちこ「――だから悔しいの!!!」
キャメ「!!」
まちこ「分かってるよそんなの…! せんせーのやり方が
間違ってないの…そんなの分かってる……。…でも、
それで、はいそうですか、って引き下がれるほど
私も出来た人間じゃない……!!
…私はさ…、みんなと一緒に動画撮ったり、
配信したりゲームしたり、衝突する事もそりゃあるけどさ…、
そういう時間が大切で、女研のみんなと過ごす時間が
楽しくて…、本当にかけがえのない時間を過ごせてるって
思ってる…。だから今回、こうやってみんなと顔を合わせて
ゲーム出来るのだって、私すっっごい楽しみにしてて……、
でも、その最後が、こんな煮え切らない終わり方なんて…
…私……やだよぉ……」
しろ 「…なんか、ごめん…やわ……」
まちこ「しろせんせーは悪くない! ちゃんと戦った
結果だもん! …誰も悪くないっ…! 分かってるの…
誰も悪くないから、こんな結果を受け入れるしかない
無能な自分が情けなくって……悔しくて……(涙)」
キャメ「まちこさん……」
18号 「まち……」
ニキ 「…………分かった」
しろ 「ニキ?」
ニキ 「まちこりはどうしたい?」
まちこ「……せんせーの策は正しいよ。私達をここから
出さないって事が、せんせーのプランなんでしょ…?」
しろ 「おぅ」
まちこ「だったらせめて、一緒に戦ってきた、はち…
18号だけでも、指名に行かせてあげてほしい…」
18号 「まちこぉ……」
まちこ「私達はいい、マイナスで。…ひっ……でもちゃんと、
二人が戦った結果を、最後、カタチとして
ちゃんと残してほしい……」
キャメ「まちこさん、それは都合が――」
ニキ 「――キャメさんごめん、一旦黙っろっか」
キャメ「……」
ニキ 「ごめんね、年上なのに」
キャメ「……あ、いや、謝るのは俺の方かも。
ここは多分、『ライアーゲームの』じゃなく、
『女子研究大学として』答えを出さなきゃ
いけない気がする。…だから、ニキ君に任せるよ」
ニキ 「ありがと。……ボビー、どうする?」
しろ 「俺が決めてえぇの?」
ニキ 「……これは俺の気持ちだけど、正直、今のまちこりの
話を聞いて、俺は18号だけでも行かせたいと思った」
しろ 「……」
ニキ 「確かに『ライアーゲーム』って事を考えると、
ボビーの選択が正しい。それは多分ここに居る
全員が分かってると思う。でも、このまま
終わらせたとして、今後も笑って『女子研究大学』
として配信や動画出せるか? って考えたら…」
しろ 「…まぁ、しこりは残るかもしれんな……」
ニキ 「だからせめて、18号だけでも行かせてあげたい、
ってまちこりの気持ちを、俺は汲んでやりたい」
まちこ「…ニキニキぃ……!」
ニキ 「泣くな泣くなw」
しろ 「……まぁ、18号だけなら…」
りぃ 「18号さんだけP獲得しても、あとはみんなマイナス
だから、結果しろせんせーと18号さんとで
ファイナルラウンド、ってのは変わりないでしょ?」
しろ 「…せやんな。多分俺がトップじゃなくなるけど、
そこにこだわっても仕方ないしな…。
……分かった、18号だけ行かせたるわ」
18号 「せんせぇー……」
まちこ「…っ、じろぜんぜぇー!!」
しろ 「ああぁぁあぁ!!! くっつくなや!!!」
まちこ「…ぐず……ずびっ…」
しろ 「俺の服で鼻水拭くな!」
ニキ 「じゃぁ18号が戻ってきたら、進行ボタンを押す」
18号 「え、この流れで言う事じゃないかもしれないけど」
ニキ 「ん?」
18号 「私のボタンだけ返してもらっていいw?
違うのw!! みんなを信用してない訳じゃ
全然ないんだけど!!」
ニキ 「や、それは、うん、返すw」
しろ 「これはアレやな、我々の日頃の行いのせいですわw」
ニキ 「え、なんかごめんwww」
18号 「んじゃ、行ってくるね? ……まち?」
まちこ「…………?」
18号 「ありがとぉね?」
まちこ「…がんばっでぇ」
しろ 「指名するだけやのに何を頑張んねんw」
(扉の開閉音)
18号 「(…ほんま、まちと組んで正解やったな……)」
~数分後【視聴覚室】~
まちこ「………」
りぃ 「え、しろせんせーに抱き着いたまま離れないじゃんw」
ニキ 「さすがに泣き顔見られたくないんじゃない?」
しろ 「さっきから鼻水拭かれ放題なんやけどw
(…もしこれで18号が遅かったら…)」
(扉の開閉音)
18号 「指名してきたよ」
しろ 「(いつもと変わらんか。無駄な心配やったな)」
ニキ 「俺らのはもうボタン押したから、後は18号が
押すだけ」
18号 「おっけー。……最後だと思うとなんか緊張するw」
しろ 「この長かった戦いに終止符を打って下さいw」
18号 「…ふぅ。よぉーし!!」
アナウンス「プレイヤー全員の進行を確認しました。
〖フェーズ3:夜〗を終了し、10日目が
終了しました。これより、10日目の
P増減の有無を発表します」
しろ 「(18号は最後、人狼やったはず。これで獲得Pは、
18号が+15Pで125P、俺がマイナス50Pで
75P、かな? 全員もマイナス50Pやから、
これで俺と18号がファイナルか。
ほんま、まさかここまでやるとは思わんかった。
これはファイナルラウンドも気ぃ抜けんな…)」
アナウンス「そして今回、夜の行動を入力しなかった
プレイヤーが複数名存在します。
その方は特別ペナルティとして、
-50Pとなります」
ニキ 「初日のキャメさんの時以来だな、これ聞くのw」
【人狼が襲撃したのは妖狐でした。
妖狐を襲撃した人狼-30P、妖狐+30P】
しろ 「……は?」
ニキ 「……え?」
りぃ 「ちょw18号さん?」
18号 「……」
【プレイヤー1人が警戒した相手は人狼でした。
該当プレイヤー+5P】
しろ 「……あ?」
ニキ 「…え、
『 二 人 行 動 し て る ? 』」
りぃ 「え、どゆこと?」
しろ 「いやいやいやいや……はぁ?!!!」
18号 「……」
まちこ「………はっ…」
しろ 「…まちこ…り?」
まちこ「……ははっ…」
りぃ 「え、なに急に…」
まちこ「あっははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」
ニキ 「!!?」
しろ 「?!!」
りぃ 「なになになになに?!!!」
まちこ「お前らって本当にぃ…………
バ カ だ よ ね ぇ っ ! ! 」
しろ 「はぁ?! え、どした急に?!」
りぃ 「えっ…、『ウソ泣き』ってこと…?」
まちこ「私ゲーム始まる前に言わなかったっけぇ?
『芝居もウソ』って!!」
ニキ 「はぁぁぁっ?!!! 今のウソ泣きなん?!!」
まちこ「まんまと騙されてやんのぉ、ダッサぁwww」
りぃ 「いやさすがにそれは卑怯だって!!」
まちこ「卑怯? これはライアーゲームじゃん。
騙 し て 何 が 悪 い ? 」
ニキ 「完っ全に闇落ちしとる…」
キャメ「あの涙も…ウソってこと…?」
まちこ「別に、誰が『コレ』を持ち歩いてても
不思議じゃないでしょ?」
しろ 「目薬か…!!」
りぃ 「いや、ウソ泣きだったとして、…え?
状況が全然掴めない…」
しろ 「……18号はまちこりのIDとパスワードを使って、
この10日目、2人共ログインした、って事やな?」
ニキ 「マイナス50Pになるのを避けるために…?」
りぃ 「そこまで計算して、敢えて『ウソ泣き』なんて
芝居を打って……」
ニキ 「女って怖ぇ……」
まちこ「言われてるよ、はっち」
18号 「え?! 私!?」
りぃ 「いやどっちもでしょw」
まちこ「ちなみに私がしろせんせーから離れなかった理由は
一つしかないから」
しろ 「俺の事好きやからやろ?」
まちこ「は? まじ氏ねよw」
キャメ「もしかして、しろせんせーを指名に行かせないため?」
まちこ「もちろんそれはあるけど、『冷静な判断を
させないため』ってのが一番強いかな?」
しろ 「冷静な判断…?」
まちこ「よく考えて? あのまま18号を行かせなくても、
せんせーと18号はファイナルに進めてる。仮に
18号を指名に行かせるなら、しろせんせーも
指名に行ってPを減らさないのが確実な
勝ち筋なハズ」
ニキ 「確かに…! 言われてみれば…」
しろ 「待てや…なんか俺が、判断ミスってファイナルに
行けないみたいなフラグ立っとらん?」
まちこ「あ、そういえば結果発表まだだったね。
アナウンス、どうぞ」
アナウンス「全日程が終了しました。ただいまより、
皆様の獲得Pを発表します。
なお、ここで発表される上位2名が、
ファイナルラウンド進出となります」
りぃ 「え、この流れ、もしかしてまちこりがしろせんせーの
P抜いてファイナル行く、ってこと?」
しろ 「……8日目、9日目で狩人が2回指名を
成功しとったけど、8日目、まちこりは多分、
市民…もしくは妖狐で、俺を指名して、
俺がマイナス20Pになった…。
そこで+5P、仮に9日目に狩人で+25P、
この10日目で妖狐だとしたら+30P…」
ニキ 「7日目時点でのまちこりのPって…」
しろ 「20P。全部足して80Pになる計算や…」
りぃ 「え?! しろせんせーは8日目にマイナス20P、
10日目にマイナス50P、で…」
しろ 「7日目の時点では140P、9日目に+5Pになって
るけど、トータル差し引いても75P…」
りぃ 「まちこりに負けてる…?!」
まちこ「…ほんと、面白い結果になったね。とりあえず、
最終結果聞いてみよーよ?」
しろ 「……俺が、負けた…?」
アナウンス「ニキ様――25P」
アナウンス「しろせんせー様――75P」
しろ 「(やっぱ75Pか…くそ、まちこりが80P
やったら負けて…)」
アナウンス「りぃちょ様――マイナス5P」
りぃ 「俺マイナスまでいったんだw」
ニキ 「次、まちこりのPだよな?」
まちこ「…ニキニキ、良かったね?」
ニキ 「なにが?」
まちこ「ニキニキが当初気にしてた、『動画として一人一人の見せ場』
『ドラマみたいな展開』ってやつ、叶ったよ」
ニキ 「は? どういう――」
アナウンス「まちこりーた様――0P」
しろ 「は?」
まちこ「私じゃないんだ――」
アナウンス「18号様――80P」
しろ 「(80P? …100P以上あったPが減ってる?
つまり、18号が人狼で、妖狐を指名して
マイナスになった…?)」
まちこ「――はっちが本当に組んでたのは……」
アナウンス「キャメロン様――80P」
しろ 「――っ?!!」
ニキ 「キャメ……さん?!」
りぃ 「は? え、間違ってない?」
アナウンス「よって、ファイナルラウンド進出は、
18号様とキャメロン様になります!!」
しろ・ニキ・りぃ「はぁぁ????!!!!!」
~続~












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。