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第4話

秘密
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2024/07/01 19:46
浜田蓮
浜田蓮
報告ってどういうこと?
つみきビノコ
つみきビノコ
だから、蓮くんがチームに入ってくれることを伝えなくてはいけないんだ。
浜田蓮
浜田蓮
それって誰に?
つみきビノコ
つみきビノコ
チームのリーダーに。
浜田蓮
浜田蓮
そうなんだ。えっと、じゃあどこに行けば会える?
つみきビノコ
つみきビノコ
蓮くんの学校で会えるよ。
浜田蓮
浜田蓮
そうなんだ...。ってえ!?ほんとに!?
つみきビノコ
つみきビノコ
ちょっとオーバーな気もするけど。そうだよ。明日、蓮くんに話しかけるように僕が話をつけておくから、絶対に忘れないでね。
浜田蓮
浜田蓮
わかった!
こうして、僕はそのチームに入る事を決意した。そうして話していると、鍵を開ける音が聞こえてきた。父さんと母さんが帰ってきたんだろう。そう思い、玄関前で待っていた。そして、玄関のドアが開いた。父さんと母さんが帰ってきた。父さんと母さんは、エコバックを両手にエコバックを持っていた。
母(浜田舞)
母(浜田舞)
ただいま蓮。晩御飯の支度してちょうだい。今日は惣菜買ってきてるからそれ食べましょ。
父(浜田忠司)
父(浜田忠司)
ただいま。いい子にしてたか?
浜田蓮
浜田蓮
父さん母さん、おかえり。
父さんと母さんは、持っている袋から惣菜を取り出し、食卓に並べた。僕は、キッチンの方から父さんと分、母さんの分、自分の分の3つのコップと、お茶の容器を出して、コップを食卓の方に持って行った。お茶の容器は母さんが持っていってくれた。そうして僕らは、夕食を始めていた。一方ビノコは、僕らが夕食の最中、親に気づかれないようにつみき入れの中に戻って行っていた。夕食が終わり、僕は風呂に入ってビノコを連れて部屋に戻った。すると、寝る前に僕はビノコに聞いた。
浜田蓮
浜田蓮
僕ってチームに入って役に立てると思う?
つみきビノコ
つみきビノコ
あ、そうだったね。団体行動だと心配になるんだったね。
浜田蓮
浜田蓮
うん...
僕、足手まといにはなりたくないんだ。やってけるかな...
つみきビノコ
つみきビノコ
蓮くん。入るって決めたんだから、今何か言ってももう遅いよ?入るって決めてくれたんでしょ?それなら覚悟を決めてもらわないと。申し訳ないけど、これはもう取りやめることはできないから。
浜田蓮
浜田蓮
どうして?
つみきビノコ
つみきビノコ
プレイヤーは、これからずっと名を背負っていかないといけないんだ。
浜田蓮
浜田蓮
え?それってそういう事?
つみきビノコ
つみきビノコ
つまり、これを決められたからには、死ぬまでやらないといけないんだ。
浜田蓮
浜田蓮
ちょっと待って、それは聞いてないよ。
つみきビノコ
つみきビノコ
ごめん!これを言ったら、やってくれないんだと思ってしまってつい。
浜田蓮
浜田蓮
そうなんだ...。じゃあとことんやるかな。
つみきビノコ
つみきビノコ
え?
浜田蓮
浜田蓮
決めたならやらないといけないんでしょ?
それなら、やんないとだね。
つみきビノコ
つみきビノコ
蓮くん...
浜田蓮
浜田蓮
それともう1つ聞きたいんだけど、明日会う人ってどんな人?
つみきビノコ
つみきビノコ
え、えっと、先生なんだ。
え!?先生!?驚きすぎてリアクションが出ない。こんなことある?
つみきビノコ
つみきビノコ
明日、その先生に話しかけられるから、よろしくね。
浜田蓮
浜田蓮
わかった。じゃあおやすみ。
つみきビノコ
つみきビノコ
うん。おやすみ。

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