第37話

第三十話
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2026/02/07 14:02 更新


























もう、前のような顔はできない















私は現状を振り返る












あなた
(ま、因果応報かな)







ほんとに愉快で愉快で堪らない‥‥‥
















なんでもっと早くこうしなかったんだろう‥‥‥‥

























依然として、メディアではあの件が燃え続けてる











流石にテレビで顔は出てないけど、ネットでは流出しまくり笑



あなた
(顔も載せとけば良かったなぁ〜)
あなた
(別に私はどうでも良いし)








よく、ネット私刑は被害者がトラウマをフラッシュバックさせるから良くないのでは、と言われるけど









あなた
(私はネット私刑賛成だなぁ)
あなた
(だってネットに上げたのは私だし)
あなた
(これでアイツが不幸になるなら別にどうでも良い)
























及川徹
‥‥‥‥






及川は真顔でこちらを見つめる










あなた
‥‥‥?
及川徹
これから俺が話すことは、全て独り言だから




及川徹
一年の時‥‥‥
初めて出会った時、迷子の子に話しかけてた姿
及川徹
笑いかけてるその顔が可愛くて、俺めっちゃアピールして‥‥‥‥
及川徹
一年の冬に告白して、OK貰った時












及川徹
ほんとに嬉しかった
及川徹
二年間‥‥ずっと楽しかったのに
及川徹
あの日喧嘩したこと、ずっと後悔してるし
及川徹
話し合えば良かった











及川徹
俺、さ
及川徹
もっともっと、大好きとか言いたかったのに
及川徹
もっともっと思い出を作りたかったのに
及川徹
もっともっと‥‥‥‥‥‥そばに居たかった

























思い出される、数々の思い出






及川徹
『‥‥‥ずっと、好きでした』





及川徹
『もーあなたちゃんったら可愛い♡』





及川徹
『ほんと頭良いし優しいし良いとこ取りじゃん流石あなたちゃん♡』
及川徹
『もー怒ってても可愛い♡
好きすぎて食べちゃいそう♡』








及川徹
『大好きだよ、あなたちゃん』




































あなた
‥‥‥そっか






怒りが沈んでいくのを感じる












別に、殺してやりたいほど憎んでいた訳じゃない















主犯たちが憎かった、ただそれだけ
  













あなた
あーあ‥‥‥‥つかれたなぁ






無駄に行動力を発揮してたし





















あなた
でも、徹と過ごした日々が楽しかったっていうのは嘘じゃない
あなた
あの日々が私の中で宝物なのは事実だよ






私はイヤリングを手に取る




あなた
彼女だった時、散々わがまま言っちゃったなぁ






私は屋上の段差に足をかける













あなた
悪女は悪女らしく
あなた
この人生バッドエンドに幕をしなくちゃ、笑


及川徹
待って!!!!
あなたッッ''!!!





大丈夫、もう怖くない
あなた
またね徹、笑










だって、お父さんとお母さんに会えるんだもん












それに、私の顔はもうバレてる








あいつらに散々撮られた動画













川添アイツが最後の足掻きで私に関する全ての情報を流した
















もう終わりだよ







川添アイツ虚言で私はもう散々叩かれてる








もう、疲れちゃった笑














なら、目的も達成した今





死ぬのが良い











































バンッ!!


































あなた
(あぁ、今度はちゃんと死ねると良いな)
























私は踏んでいた足場から飛び降りた
















パシッ!!






あなた
ッ''‥‥‥!?
二口堅治
死なせるわけねぇだろうが!!




は‥‥‥



あなた
なん‥‥‥
国見英
ッあなたさん!!



二口堅治
前のカフェから帰った後からおかしいと思った
二口堅治
今日、帰ってくんのが遅かったからお前を部屋を見た
二口堅治
ふざけんな‥‥‥遺書なんか書いて
何が今までありがとうだ
二口堅治
そんな事許すわけねーじゃん‥‥‥





ぼつぼつと話す堅治





あなた
(こんな顔‥‥‥見た事ないや)







ずっと一緒に居るはずなのに







二口堅治
今度はちゃんと話をしたい






二口堅治
お前のことも目を離さないから








二口堅治
だから















二口堅治
だから、もう消えないでくれ‥‥‥











堅治の涙が、私の頬に滴る


























馬鹿だなぁ私















あなた
(ちゃんと心配してくれる人、居るじゃん)





















あなた
‥‥‥私、まだ生きててもいいのかなぁ‥ッ








二口堅治
当たり前だ、ばーか‥‥‥笑

















上にいる堅治の顔が輝いて見えた気がした































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