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第3話

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2024/08/02 15:33 更新
あなたの下の名前side
…………
イヌイ
イヌイ
それに俺たち、アレだからな







イヌイ
イヌイ
"王子"だから
リカ
リカ
"王子"だから





……………
無理だ、と諦め切ってしまった私に、二人が言い放った言葉。
(なまえ)
あなた
………は?
私は訳もわからずに、混乱しきっていたのだけど。
……………
イヌイ
イヌイ
足引っ張んなよ、リカ王子?
リカ
リカ
引っ張る気なんてねーよ
と小競り合いをしながら
????
………!!!!〜ぅ………
その間にもばったばった?と消えていく靄たち。
(なまえ)
あなた
(……あの人たち、なに、もの????)
私はこう思わずにはいられなかった。





こんなことをしている場合ではない。
(なまえ)
あなた
私も…あの二人に負けてしまわないように、
まず、地球防衛軍内に連絡。
(なまえ)
あなた
……聞こえますか?
ジョルジュ・カンパリーロ
……!!連絡がつきましたか
(なまえ)
あなた
ジョルジュ副隊長!
ジョルジュ・カンパリーロ
無事で何よりです、あなたの下の名前隊員。戦況は?
(なまえ)
あなた
ええっと…………
私は息を整え、辺りを見渡して続けた。
(なまえ)
あなた
負傷者多数です。おそらくですが、私の前に向かった隊員達はすべて倒されています。
(なまえ)
あなた
一般人にも被害が出ています。
ジョルジュ・カンパリーロ
黒い靄はどうなりましたか?
(なまえ)
あなた
そ、それなんですが………
私はぱっ、と戦っている二人へ視線を向けた。
リカ
リカ
やっぱ、イヌイ王子は強いなッ!!さすが九曜!
イヌイ
イヌイ
ごちゃごちゃ言ってねーで、さっさと倒すぞッ!
めちゃめちゃ倒してる。もう終わりそう。
(なまえ)
あなた
………現在、隊員ではない男性二人が戦闘中です。
ジョルジュ・カンパリーロ
は?それは本当ですか?
(なまえ)
あなた
…はい。おそらく追加隊員が到着する頃には終わっているかと。
ジョルジュ・カンパリーロ
……っ、わかりました。第五部隊に出動要請をかけます。あなたの下の名前隊員は、部隊が来るまでに負傷者の応急措置を。
(なまえ)
あなた
は、はいっ、分かりました!!
ジョルジュ・カンパリーロ
では、お願いします。
…………
そうして、副隊長からの連絡は途絶えた。



(なまえ)
あなた
………さて、
(なまえ)
あなた
とりあえず、診てみよう……。
私はとりあえず、一般人の負傷者から治療する事とした。
……………
(なまえ)
あなた
………うーん…?
負傷者の状況は、私が黒い靄と戦ったときから変わっていなかった。
特に外傷はなく、首などを絞められた痕跡がない。
「殺されかけた」という痕跡が、何一つないのだ。
(なまえ)
あなた
……あの靄は、精神系能力者、?
だとしたら痕跡がなくても、納得ではある。
(なまえ)
あなた
だとしたらなぁ………
私は治療系能力者ではないため、応急措置もできなくなってしまう。
(なまえ)
あなた
せめて…
原因さえ分かれば、食い止めることが出来るかもしれない。
(なまえ)
あなた
……夢を、使えたら
リカ
リカ
夢が何だって?
(なまえ)
あなた
っわ!!!!、、
私の呟きに、リカ王子、と呼ばれていた男性が声を上げた。
(なまえ)
あなた
えぇと………
(なまえ)
あなた
あの………靄は
イケメン二人組の問いに、私はきょどることしかできなかった。(みんなもこんな場面に遭遇したらわかるよ。)
イヌイ
イヌイ
あぁ、"ユメクイ"な
(なまえ)
あなた
ユメクイ……?
リカ
リカ
知らない?
(なまえ)
あなた
存じ上げませんね……。
(なまえ)
あなた
それで……そのユメクイは、全て?
イヌイ
イヌイ
倒したな
(なまえ)
あなた
よかった………
とりあえず敵が去ったことに、私は安堵した。
リカ
リカ
まだ終わってないだろ?
(なまえ)
あなた
え?
彼はそう言うと、倒れた一般人の脈を診た。
リカ
リカ
……弱いな
イヌイ
イヌイ
状況は芳しいようで
(なまえ)
あなた
っ……
二人の目から見ても、この状況は好ましくないようだった。
イヌイ
イヌイ
夢が足りてないんだな
リカ
リカ
クソッ……アイツがいたら何とかなったかもしれねぇが…
イヌイ、という男性が言うには、"夢"が足りていないらしい。
(なまえ)
あなた
なぜ、、夢が必要なんですか?
私には、夢の必要性が理解できない。
そう感じたから、二人に質問を投げかけた。
イヌイ
イヌイ
ああ〜……この世界では夢が必ず必要じゃないのか?
(なまえ)
あなた
はい、夢がなくても生きている人は多いと思います…。
リカ
リカ
じゃあ夢世界の説明からだな。
(なまえ)
あなた
夢、世界、、、
漫画やアニメに出てくるような、素敵な名前だなぁと思った。
それから二人は、夢世界の説明をしてくれた。
なんでも二人の住む世界、夢世界では夢が人々の生きる力となるんだそうだ。
そしてほんの少し前まで、夢世界は人々の夢を喰べてしまう「ユメクイ」という存在に脅かされていたそうだ。
………
そう、まさにさっきまで戦っていた未確認物体。
(なまえ)
あなた
な、、、なんでそんなのがこの場所にっ……
私は疑問が湧いてくるばかりだった。
(なまえ)
あなた
そもそもっ………貴方達は一体、、、何者なんですかっ!!!
混乱した私は、勢いに任せて二人に強い言葉を投げかけてしまった。そんなことをしたって、事は良くならないと分かっているのに。
イヌイ
イヌイ
まあ、混乱すんのも仕方ねぇな
リカ
リカ
そういや、俺たちの紹介なんにもしてなかったしな
そう言うと、二人は私に紹介をしてくれた。
イヌイ
イヌイ
改めて、俺は夢世界にあるこよみっていう国の王子、イヌイだ。齢は25、よろしく。
イヌイさんは、妖艶な笑みを浮かべて私に手を差し出した。
(なまえ)
あなた
よ、よろしくお願いします……、イヌイさん。
私もその手を取り、挨拶をする。
リカ
リカ
俺はチョコレートの国にあるショコルーテの王子、リカ。歳は23。よろしくな
チョコレートの国、というなんとも美味しそうな名前の国の王子であるリカさんも、私の手を取って挨拶をしてくれた。
(なまえ)
あなた
よろしくお願いします…、リカさん。
二人とも、the・陽キャのような性格をしてらっしゃって…。
イヌイ
イヌイ
んで?お前はなんていうの?
(なまえ)
あなた
あ……
人に名前を聞いておいて自分は自己紹介をしていない事に私は気がついた。
(なまえ)
あなた
すみません……。お二人に名前を聞いておいて自分は何にも言ってないなんて…。
リカ
リカ
ん、大丈夫だよ。お前も混乱してたんだしな
リカさんは微笑んでそう言った。なんとお優しい……と私は思った。
(なまえ)
あなた
えっと………、私は地球防衛軍の第二防衛軍組織管理機関に勤めている、佐藤あなたの下の名前です…。21歳の、しがない隊員です…。よろしくお願いします…。
私が自己紹介をすると、二人は難しそうな顔をして、私に言った。
リカ
リカ
地球……なんちゃらはよくわかんないけど、、、、あなたの下の名前だな、覚えた。
イヌイ
イヌイ
"地球防衛軍"だろ、何かはわかんねぇけど。
(なまえ)
あなた
あ………
二人は"夢世界"の方だから、こちらの世界の事は知らなそうだ。
(なまえ)
あなた
えぇと……地球防衛軍というのは、私達が今いる、この場所「地球」の平和を維持する為の組織ですっ。
イヌイ
イヌイ
へぇ……。警備部隊のようなもんか。
リカ
リカ
かっけぇ………
(なまえ)
あなた
まあ、そんな感じのです。
お二人は興味深そうに私の話を聞いてくれた。
私は少しだけ、自分が誇らしくなった。
……………
イヌイ
イヌイ
それで?夢を使えればってのはどういうことだ?
リカ
リカ
あなたの下の名前は、夢が使えるのか?
(なまえ)
あなた
ああ、えっと……
私がさっき呟いていたことが二人は気になるみたいだった。これまた説明になってしまうが…。
(なまえ)
あなた
まず、私から質問よろしいでしょうか?
イヌイ
イヌイ
ああ、
私は気になっていたことを挙げていくこととした。必殺仕事モードである。
(なまえ)
あなた
まず聞きたいのは、ユメクイに夢を奪われた人の治療法です。
(なまえ)
あなた
これが分からないと、迂闊に手が出せませんので。
夢を使うも何も、治す方法がわからなければ手を出したところでどうにもならない。
ロイド教官も「自分が全てを把握できないものに手を出すのはクールじゃない」…と言っていた。
イヌイ
イヌイ
ユメクイに夢を奪われた奴らの治療法は簡単だ。
イヌイ
イヌイ
奪われた分、与えてやればいい。
(なまえ)
あなた
…なんと。
意外に単純な方法で、普通に驚いた。
だか、単純という訳であって簡単という訳ではない。
(なまえ)
あなた
……分かりました。
(なまえ)
あなた
それと、もう一つ質問があります。
次のは、私が知りたいと思っていたこと。
(なまえ)
あなた
ユメクイの討伐方法についてです。
(なまえ)
あなた
ユメクイとは、誰でも討伐できるものですか?それとも、特定の能力を持つものしか討伐できないものですか?
これがなんだかんだ一番重要かもしれない。
結局後で調査報告書を提出しなくてはならないのだから、この情報があった方が書きやすいし。
イヌイ
イヌイ
能力者っていうか……
リカ
リカ
……ユメクイってのは、俺達夢世界の王子しか倒せないんだ
リカ
リカ
夢世界の王子というか……この指輪を持ってるやつな。
そういうとリカさんは、私に指輪を見せてくれた。
(なまえ)
あなた
わっ……!!めちゃ綺麗…
光り輝いて………そして、その指輪からは力が感じ取れた。
(なまえ)
あなた
……夢の、力だ
私が普段使っている、夢の力。それが凝縮されていた。
だが、私の力とは決定的に違う部分もあった。
(なまえ)
あなた
………この夢の力は、凄く澄んでいますね。
この夢は、強い願いと誰かの想いが詰まっていた。
リカ
リカ
まあ、夢王から授けられた指輪だから
(なまえ)
あなた
これを使いこなすのも至難の業ではないと思います…
イヌイ
イヌイ
それが俺達、王子の使命だしな
お二人は私が思う以上に凄い方なのだと認識させられた。
(なまえ)
あなた
……ありがとう、ございます。私からの質問は以上です。
私は二人に頭を下げた。今までは王子相手に頭が高かったのかもしれない。
リカ
リカ
じゃ、次は俺達の番だな。
イヌイ
イヌイ
手短に済ませねぇと、リミットが近づいてるぞ。
リミット、というのは負傷者の命のことだろう。確かにこのままだとまずい。
(なまえ)
あなた
な、なるべく早く質問に答えます…!!
私が意気込むと、イヌイさんが笑みをこぼした。
イヌイ
イヌイ
っは、素直で可愛い奴。
まさかの可愛い。
(なまえ)
あなた
あえっ……!?
人生で可愛いという言葉を言われなさすぎてちょっと混乱している。
リカ
リカ
おーい、ナンパすんなよ
イヌイ
イヌイ
してねぇっての
イヌイさんはいかにも揶揄ったという感じに笑っている。これは一本取られてしまった。
(なまえ)
あなた
ほ、ほら!!!もう時間が無いんですから!!!!
先ほどの言葉をかき消すかのように、私は声を上げた。
リカ
リカ
ああ、ごめんって
イヌイ
イヌイ
それで?お前、夢の力扱えんの?
ついさっきとは打って変わって、イヌイさんは真剣な表情を見せた。
(なまえ)
あなた
……はい、夢の力、というか"夢操作"ですが。
リカ
リカ
ゆめそーさ?
矢張り、夢世界では聞きなれない言葉のようで。リカさんは首を傾げていた。
(なまえ)
あなた
はい、簡単に言うと…他人に夢を見せることが出来たり、その夢の内容を操作できたりする能力です。
(なまえ)
あなた
夢の分量なんかも操作できて……
イヌイ
イヌイ
そら、強いな。
リカ
リカ
すげぇ……!
と、私が説明するとお二人は私のことを褒めてくださった。
地球防衛軍内でも珍しい能力ではあるんだけど、単に私の実力不足で重役なんかにはつけずにいるんだけど。
リカ
リカ
じゃ、なんとかなるかもな
イヌイ
イヌイ
なんとかするしかねぇけどな。
お二人の言葉は凄く頼もしく聞こえた。
この二人がいたら、私も誰かの光に慣れるかもしれない。
そんな考えが、私の頭をよぎった。
????
……はいは〜い??あなたのニックネームちゃ〜ん、助けに来たわよ〜!
(なまえ)
あなた
あっ、、、貴方は!!!!
私達がこんなことをしているうちに、地球防衛軍から応援が来たみたいだ。
イヌイ
イヌイ
あ?
リカ
リカ
ん?
これからが、私達の戦いであると。
この時の私達は、知る由もなかった。



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(なまえ)
あなた
the・漫画みたいな終わり方からこんにちは!夢主ことあなたの下の名前です!
(なまえ)
あなた
ここからは後書きですので、本編とは無関係です!
(なまえ)
あなた
読みたい人のみどうぞです〜!








(なまえ)
あなた
まずは、この小説をご観覧いただきありがとうございます😭😭
(なまえ)
あなた
作者の妄想から作り出された物語に読者がいることがこの上なく幸せで……!!
(なまえ)
あなた
まあ、挨拶もこの辺にして、
(なまえ)
あなた
今日は作者の推しを紹介していこうと思います!!!
(なまえ)
あなた
今回はパトパト編!
夢100編は次回の後書きにて!
(なまえ)
あなた
私のパトパトの推しは………
(なまえ)
あなた
四季桜花ちゃんと柊要くんです!!!!
(なまえ)
あなた
はい、要桜廚です笑
(なまえ)
あなた
なんだかんだで要桜推し続けて五年くらい……。
(なまえ)
あなた
あの二人の絶妙なコント感に毎回癒されてます!笑
(なまえ)
あなた
二人の小説とかあったらどのサイトでも飛んできますので
(なまえ)
あなた
おすすめあったらコメ欄にてお願いします!!
(なまえ)
あなた
それではまた、次回。

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