どうしてだろう。
医者「今の状態は‥!点滴を用意して!」
私ってみっともない。
ジヒョ「ミナ……ミナ…!!」
ダヒョン「おんに…!おんに……!」
まだできてないこと、たくさんあるのに。
チェヨン「おんにぃ…頑張ってぇぇ…!」
ナヨン「ミナ…!しっかり…!!」
部屋の掃除もまだしてない。
あれ。モモりんのお世話は誰がやるの?
私が居なくても、何も変わらないのかな。
サナ「みーたん!だめ…!」
モモ「あかん!またあーんして!なぁっ!」
安楽死って頼まなかったっけ。
ねぇ、もう楽になっていい?
もう、楽になりたいや。
ジョンヨン「嫌だ…!!いかないで…!お願い…!!まだ一緒にいるの…!!!」
ツウィ「おんにっ…!お願いです……!な、なんでもしますからっ…!ぽっぽだって…なんでもっ…」
頑張ったから。
また8人のこと、必ず迎えに行くから。
それまでには必ず体を丈夫にして。
私が踊る間、開けておいてね。
ありがとう。
ごめんね。
そろそろ。寝るね。
愛してる。
『ミ…ナ』
『ミナ…?ミナ……?ミ…ナ?』
『……みーたんっ…!?』
『みーたんっ…』
『……ミナ…』
『おん…に?』
『ミナ…お、ん…』
『ミナおんに…ミナ……おんに…』
あぁ、3秒間って短いな。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!