そう言ってみずきを抱きしめるころん
子供が出来たからかころんは早く帰ってくるようになった
疲れてるはずなのに家事も手伝ってくれるようになった
ころんいわく…
ってことらしい
ほんと…変わってなくて…
最近私とは入ってくれなくなったけど…
別に入りたいわけじゃないけどね!?
なぜかモヤモヤした気持ちが心に広がっていく
ぼーっとしていたからか…手からお皿が滑り落ちてく
お風呂場から急いで出てくる
そう言って泣き続けるみずきを連れて寝室に行ってしまった
いい大人が何泣いてんだか…w
割れたお皿が突き刺さる
ころんが構ってくれないからだ
私はこの感情をなんて言うか知ってる
"嫉妬"っていう感情
醜くて…見にくくて…
いい大人が自分の子供に嫉妬?
そんなのバカげてる
蹲る私に声をかけるころん
普通の人ならそんなことより手を洗おうって言うはず
でも、ころんは私だけを見て…
私が1番喜ぶことを知っていて…
それを実行してくれる…
反対の手を繋いで洗面所まで言ってくれた
ころんに呆れられた…
怒らせてしまった…
ずっと涙を流す私に優しい声をかけてくれる
私だって迷惑かけたかったわけじゃないの
そんな悲しい顔させたかったわけじゃないの
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!