あなたの下の名前 side
20 __ 年 pm 22 時
まだ冬だからか、肌寒い
白い息を出しながら、髪が風にあおられて揺れている
建物の屋上から街を見下ろし、 イヤホンを取り出し、今やっているラジオを聞く
ザザッ_ ザーッ
『 受験の時期が近ずいてきました! 』
『 今年も 雄英高校を受験する人が多いそうです』
『 どんなヒーローになるのか楽しみですね! 』
屋上から降り、夜の街に溶け込んでいく _____
『 最近、とあるヴィランによって亡くなった人の被害者が増えています 』
『 外出の際はそのヴィランに気をつけてください 』
『 そのヴィランの名前は ___ 』
『 ボマー だろ っ 』
ヒーローが話終わる前に右腕で腹を殴り貫通させ
っと少女は呟いた
警察が来る前に逃げているので姿は見られていない














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!