風雅と話したい、遊びたい、登校したい。
『はぁ。』
風雅「なんで話したいのに避けんの。」
『だって、、って、え!?!?』
『なんでいつも急に入ってくんの!?!?』
風雅「話あるって今日の昼休みに言ったやろ。」
風雅「昼休みが無理なら家やろ」
『……ダメ。』
風雅「は?」
『今、頑張って風雅離れしてんの!』
風雅「なにそれ」
『だって、、彼女さんが…!』
風雅「やーかーらー、彼女居らんって!!」
『………え!?』
風雅「こっちがびっくりしたいわ」
風雅「ゆなのことやろ?」
『ほら、名前呼びやし呼び捨てやし!』
風雅「あいつは、俺の友達の妹。」
風雅「この前、家に行った時に気に入られたから困ってんねん。」
『…え、じゃあ好きとかそういうのも無い?』
風雅「当たり前やん。」
『もーー、びっくりさせんとってよ!!』
風雅「こっちのセリフや。」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。