第3話

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2024/03/10 08:19









___
       あなた先生 、お疲れ様です!!!      
奥 霧
       お疲れ ~       










何気なく 、通りすがるナース達と挨拶を交わしていた















何気なく 、いつも通り医師としての仕事をしていた

















いつも通りの日々を過ごしていたはずだった 。




























それだけだったはずなのに 、










奥 霧
       何 、あの光________       










なんの光か分からに緑色の光に包まれて 、








人類は石化した 。






























あれから 、ざっと3700年ほどたっただろうか 。



そろそろ数えるのも耐えるのも限界になってきていた 。










奥 霧
       ( どっかの誰かが復活液とかなんとか
作ってぶっ掛けてくれないかねぇ ........ )












そう考えたのも 、ちょっとふざけた思考だった 。



私にしては非合理的な考え 。






誰も私を助けてはくれまい 。



そう考えていたのだが _________









ピシッ











奥 霧
       !!!       
___
       やぁ 、あなた 。      
久しいね 。











起きて早々 目に飛びついてきた顔は 、少し見なれた長髪男 。




『 霊長類最強の高校生 ・ 獅子王司 』










奥 霧
       久しいね 、司 。     
奥 霧
       それと ..........       











ぐるりと辺りを見回すと 、見知らぬ男が2人立っていた 。



今の所は司含む計3人 。










奥 霧
       ........ 復活させた人間の1番初めが
私じゃないだなんて 、お姉さん 、
少し悲しいな ~ ??
獅 子 王 司
       それは済まなかった 、     
獅 子 王 司
       どうしてもあなただけは探すのに       
時間がかかってしまってね 。
奥 霧
       まぁ 、別に気にしてないけど       











「 それより服がないんだけど 」



自分の身体をベタベタ触りながらそう言うと 、



多分 自衛隊であり潜水艦のソナーマンであった




『 西園寺 羽京 』




が 、少し顔を赤らめて ..........










___
       ごめんね 、そろそろ杠が服を
持ってくると思うんだけど ..........
奥 霧
       あ 、別に私は気にしてないから 。      
そんなに焦らなくて大丈夫よ 。
___
       そ 、そうなんだね .........       
獅 子 王 司
       そこは気にした方が良いんじゃないかな ?      
___
       全くです 、     
奥 霧
       ........ そんな事より 、状況は?      










私の発言に驚いたのか 、司以外の2人は目をガン開きしていた 。










獅 子 王 司
       さすがあなただ 。      
獅 子 王 司
       今は_________       
奥 霧
       待った 。      
奥 霧
       3700年後の地球であることはもう把握済み 。      
獅 子 王 司
       !!!       
奥 霧
       私が聞いてるのは今 、何が起きているかだ 。      











3700年後の地球に人間が存在するという事は 、




それなりに人間がいるという事にもなる 。





私の石化が解けたのも 、司や此奴らの石化が溶けたのも何かしら理由がある 。









奥 霧
       司 、君を復活させたのは       
どこのどいつ?
奥 霧
       そいつは今どうしているんだ?      
獅 子 王 司
       .......... それも含めて 、
移動しながら話そうか 。











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