<新一side>
んだよコレ……
快斗はこんなことしようとか思ってたのかよ?!
普通にキスするより恥ずかしいだろ……
思わず画面から目を背ける。
さすが最近のネットは有能だ。
"ポッキーの日 カップル やること"で
検索するとすぐ
でてきた(主も試したけどホンマに出てきた( ˊᵕˋ ;)))。
まあとりあえず正解もわかったことだし??
一旦快斗の部屋に行ってみっか。
全く呆れる。
バカみたいだ。
わざわざ顔が接近していくのを楽しんでそれから
キスする______________________________
快斗が手の中からポンとポッキーを出す。
またもやコイツの得意な奇術。
だがそんなもの使われていなくてもオレは
快斗に翻弄されっぱなしだ。
コテンと首を傾げる快斗。
サラサラの髪が少し揺れる。
……あ。
やべぇ……
脚色すんじゃねぇよ……!!
ニコニコと目を閉じて笑う快斗。
部屋にはオレと快斗しかいねぇっつーのに、まるで
観客が見ているような口調だ。
快斗は素早くポッキーの袋を開封して、美しい仕草で
1本ポッキーを片手にとる。
先程のふざけてポッキーを5本ほど突っ込んできた時とは
別人のように、吐息を多く含んだ低音で告げる。
こういうところだろ……!!
小さく口をあけて、同時に目も瞑る。
優しく、快斗がオレの舌の上にポッキーをのせた。
ポッキーを咥え始めてから、気が遠くなるような時間が
経ったような気もするし、推理小説を読んでる間
みたいにすごくはやく時間が
過ぎていったような気もする。
ずっと胸が高鳴りっぱなしであまり覚えていなかった。
そんな感じでボーッと目をゆっくりとあける、と……
ち、近い……っ?!?!
思わず喋ってしまいそうになったオレに、快斗は
落としたら負けだぞというように視線で咎める。
思わず萎縮したオレは、慌ててポッキーの咥え方を
安定させる。
もう、残りは僅か。
食べきった先に、待っているのは___________________
チュ、というリップ音が部屋に響いた。
快斗がオレの顎を引き寄せ……
まあ俗に言う顎クイと言うやつでオレの唇を奪った。
口の中は、ポッキーのチョコの味がほんのりと
甘く広がっている。
キスの甘さと、ポッキーの甘さと。
両方感じながらオレ達はお互いキスの味を、
感触を、じっくりと味わった。
長くて深い、快斗とのキス。
意外と自分の息が続かないことに気づき、快斗の
背中をポンポンと軽く叩いてみる。
すると、快斗はすんなりと一旦唇を離してくれた。
ぎゅっとオレのことを抱き寄せる快斗。
まさに手も足も出ない状況ではあるが、
一旦快斗に身を委ねてみたいと思った。
コクリ、と頷く前にもう一度柔らかな唇を
密着させる。
少しの快感から、無意識に目を閉じて先ほどと
同じようにキスの感触を存分に味わう。
今日はこのまま、ヤってくれたりするのか?
……自分から言うのは恥ずかしいかも、しれない。
けどヤりたちという気持ちが無いわけでもない。
あー、ヤバい。
ちょっと想像しただけなのに濡れてきやがった。
もう駄目だな、オレの身体。
定期的に快斗の吐息が、耳に入る。
エロすぎだろ、おい。
どうなってんだコイツ……(
快斗!!
押し倒すなって……!
心のなかで必死に叫ぶが、そんなものは快斗に
届かない。
それからはされるがままで。
快斗は口からどんどんと下の方を弄ぶようになり、
結局オレは____
次の日の朝、腰を犠牲にすることになってしまった。
𝕋𝕠 𝕓𝕖 𝕔𝕠𝕟𝕥𝕚𝕟𝕦𝕖𝕕︎︎𓂃⟡.·











![[ 参加型 ]落ちた先は不思議の国でした。](https://novel-img-gcs.prepics-cdn.com/prcmnovel-tokyo-prod-converted-images/p/CWM21aGkG1bNkBofNlYosPPNAoD2/cover/01KKED60ZZF6CG8EV21DX6C63E_resized_240x340.jpg)


編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!