Taesan side
ライブ終わり 、 毎回俺たちのライブは
終わったあとにファンと交流する機会がある 。
その時にアンコール途中に抜け出したヌナは
帰ってくるかなそう期待を込めていたのに
来なかった 。何やら電話していたし 大変なことでも
あったのかなぁなんて思いながらファンと
交流していると最後に交流するファンの番になり
一旦 、ヌナの事を忘れようとすると
一瞬でニコニコしていた俺たちの空気が
冷たく変わった 。もう会うこともないと
思っていた俺が人生で1番苦手と言っても過言では無い
ジアが目の前に現れた 。手を振っているジアは
満更でもない笑みを見せてきて 、真ん中にいる
俺の真正面に歩いてきて腕を広げては抱きしめようと
してきた
離れたいけど 、 離れられない 。
頭の中が全部嫌な記憶で蘇ってきて 、離す気力も
ない 。普通ならスタッフが離すはずだが 、
なんせジアは俺たちがデビューするまでずーーっと
一緒にライブハウスに来ていた人で
スタッフの人はジアを完全に俺の恋人だと
思っているせいか動こうとすらしない 。
俺はただジアにさせるがままに抱きしめられていると
隣にいるウナクとソンホヒョンがジアに近寄って
止めようとしても止められない 。
きっと 、ウナクとソンホヒョンか
手を出さない理由はジアが女の子だからってのと
手を出したらジアは何か酷いことをすると
分かっているから 。どうやらジアは俺に
話したいことがあるらしい ... 俺は別にないけど ..
なんて言える訳もなく深呼吸をして
体を離して首を傾げた
一緒に住む?そんなの無理に決まってる 。
もう一度 、あの髪の毛やら入っている
料理を食べたくもないし 、位置情報だって
知られたくない 。俺がもしここで断ったら
どうやらあなたヌナを虐めるらしい 。
ジアが言っていることは嘘じゃない この子は本気で
ヌナに酷いことをすると思う 、ウナクが
助けた日だって ... ヌナを叩こうとしていたんだし
.. ヌナの命を落とそうとしかねない 。でもまだ
虐めてはないはず 虐めをしようとはしていたけど ...
俺は気になって 恐る恐る聞くとまさかの言葉が
返ってきた
俺の心の何かがプツンと切れた 。
俺の予感は当たっていた 、今日会った時の
ファンデで隠していた頬の傷は ... ジアが
やっていたんだ 。野良猫なんかじゃなくて
俺は今すぐにでも手を出したかった
でもココは家じゃないし借りているライブハウス
自分以外にもスタッフの人達もいる 。
だから自分の手をグッと握って爪の跡が
手のひらに着くくらい強く握って手は出さずに
冷静に対応しようとした
そうだよな 、 ジアは俺さえいればいい 。
だからジアと一緒にいればヌナは
頬に傷をつけられることもなくて
叩かれることもない 。傷つかなくて済むんだよな 。
俺はヌナの笑った顔が好きだし .. 美味しいものを
食べている幸せな顔も好き 。それを守るためには
ジアの言うことを聞かないといけない 。嫌だけど
好きな人のため .. もう二度と会えないかもだけど
もしかしたら 元彼と付き合うかもしれないけど
ヌナが幸せならいいやなんて思い
俺はジアから一緒になればヌナを傷つけないと
聞いて 数秒間黙り ” わかった ” と 頷いて
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こんなにもネジが外れてる女の子作ってて
私もびっくりです書いてて鼻で笑ってますꉂꉂ ( ˆᴗˆ )


















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!