第2話

2話
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2020/04/30 01:56
桐山side


元暴走族、今は相撲取り、桐山やで!

ツッコンでくれるやつがおらん‪w‪w

それはそうと、自己紹介、
俺は、桐山照史。24歳。
元暴走族で、今はそんなんせーへん。

会社の社長で、

暴走族時代の雇ってもらわれんけど、

改心したやつをうちで雇ってる。

そしたら、大企業になってもて、

やることを秘書にとられるし、

人も増えるしで大変や。

基本的になんもせんでいい、

なんかするにしろ、

俺まあ仕事早いから終わってまう、

いうことで、

BARで仲良うなった2人を、
新しいレンタルセフレ店に住まわせてる。

好きな人もおらん俺らにとっては、

いい暇つぶしで、

いい時間やねん。


付きまとわれたら捕まえる話。


金もあるけど、
あるに超したことないしな。

うちの2人の話もしよか。
中間淳太、26歳。
大学の准教授で坊ちゃん。

20で親なくして、
悲しかったらしいけど、
親の言いなりやったんに気づいたらしく、
優等生で居るんが嫌やねんて。

でも流れで准教授やったら、
案外行けたらしくて、
でも、あんま楽しないらしい。



もう1人は、神山智洋。
20歳で、ゲームクリエイター。
家でカタカタやっとるわ。
セックス依存症で温かみが欲しいらしいな。
過去のことはモンチ状態の時に、
少しづつ教えてくれんねん。

付き合ってた人がおって、
トラウマになってもうてるって言うんは
淳太くんと2人で聞いた。

気遣ったらなあかんわ。
今は早朝。
会社でなんもすることない言うても、
社長やし少しはなんかやったらなな。

会社の従業員(暴走族メンツのみ)はあん時の俺重ねるんか、
なんかビビってんねんな。

俺もやらな。
ちなみに、化粧会社やで。
知り合いに(今の秘書)使える子がおって、トントン拍子やねんな。
まあ、まずはご飯つくろ、
1階、2階はゴージャスで、
黒を基調にした金とかある、
シャワー付きの大きな防音部屋3つと、
あとエントランスが1階やねんけど、
3階、4階は、
完全に、
ちょっと高いアパートみたいやねん。
白で清潔感あって、普通の部屋。
完全予約制やから、邪魔が入らん。
1人ずつ2部屋持ってんねん。


今は3階の居住スペース、
リビングのキッチンで朝ご飯作ってるわ。
3人分な。

神山はモンチ状態やないとつくらんし、
淳太くんはそういうん疎いから、
俺がやらなあかんのやわ。

でも、
家事は月ごとにじゃんけんで分担して、
ちゃんと皆でやってる。

今月は、
炊事に俺、洗濯も俺、掃除が淳太くん。
モンチ状態1週間は全て神山。

手伝いたいねんけど、
家事が楽しいらしくて、
つい任せちゃうわ。
中間
?、、、おはよう。
淳太くんが起きてきたわ。
ポヤポヤしてて、
まだ半分夢の中。

ヤってる時のSとは真逆やわ。
照史
おはよう。
中間
ご飯?ありがとう。
照史
おん。
まだ寝とって良かったのに。
中間
二度寝したら起きられんねん。
神山
おはよ。
ぶっきらぼう。
今日、日曜やから、皆仕事休みやねん。
副業の方も、日曜だけは無し。
体が疲れるやん?
どっちもないのに皆、異様に朝早いけどな。

でも、日曜やってことは、
明日辺りから来るんとちゃう?
モンチ状態。
モンチ状態の時は、
会わせたら堕ちるから、客おらんねん。
その代わり、
専属セフレと俺らで満足させる。

基本、皆リバやから、ジャンケンやな。

日曜も、客無しやから、俺ら2人やわ。

どっちにしろ、暇つぶしにはなるわ。
神山
なにこれ、美味しい。
照史
そのパンケーキみたいなんは、
モロッコのバグリール言うやつやで。
中間
ふーん、凄いな。
やって凝ったもん。

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