俺の名前はあなたブラック社員だったが、極道騒動あり自主退職という名目で失業した一般人だ。
突然だが最近俺は思ったことがある。
急にこんなこと言いだして頭が沸いていると思うかもしれないが、ちょっと待ってほしい。
何でかと聞かれればまぁ…大体想像はつくかもしれないが、都会では銃の発砲音やら、窓ガラスが割れる音やら、真剣と真剣と斬り合いがやらが毎日のように起こっている。
しまいには、ストリートファイトが数十分単位で起こっている無法地帯もいいところだ。
警察だけが無能化し、救急と消防はひっきりなしの電話に頭を悩ませてその裏でまた、事件やら火事やらテロが起きている。何が言いたいか、「こんな危険な都会に仕事以外で居れるか‼俺は郊外に避難させてもらう‼」ということだ。
なんとなくだがまぁ、仕事が決まるまでの旅行みたいなものだから遠すぎても時間が足りなくなったりは嫌だしということにした。
こうして俺は、神奈川の横浜市に行こうと決意したのだった。
東京から神奈川の横浜に来てかなりの時間が経過した。
無論、仕事はしているが…まぁ、今はフリーターみたいなものだ。会社の書類整理だの、コンビニアルバイトだのをしながら気楽に生活している。前の会社に比べれば天国のような環境なので文句は言うまい。
そう、俺が東京を離れている間に獅子王組の内部抗争が終結したらしい。
何でも最後は大将同士が斬り合って勝負を決めたとか…。
内部抗争で助けてくれた恩として困ったら相談してくれとも言われてしまった。
いや、ありがたいはありがたいんだが、そのせいで次の安定した職場が決まらない原因になったことは言うまでも無いだろう。誰が極道と繋がってる奴を雇いたいと思うのか。
今日はバイトも何もない日だ、ただ散歩するっていうのも前は気軽にできなかったから新鮮な気持ちになる。
このまま気分よく、帰ろうとした時だった。
絶叫にも似た声が響き渡った。
俺は興味本位で声のした方向に近づいて行けば…なぁにこれぇ。
俺の手前には倒れて腹部を押さえている男とそれを救助しようとしている男、それに加えて男が向いていいる方向に視線を向ければ、血だまりの中に倒れている男…死んでるなぁあれ。
突然近くにいたもう一人が拳銃を取り出し、発砲しようとする。
射線上には緑服の男性に肌色の服の青年。
今更俺の存在に気付いたそいつが振り返ろうとしているが…大丈夫それ?向こうなんか撃ってきそうだけど
腰から銃を素早く取り出し
銃を構えていた男に向かって発砲
頭を撃ち抜きそうな感じがしたのでその男をこちらに引っ張り回避に成功させた。
流石に目の前で殺されたら夢に出てきそうで怖いそれに、射線上に俺もいた撃ったということは、俺も反撃するに足りる理由ができたッテコトニナルカラダ















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。