朝のニュースの内容、それは
「定期的に行われる入隊試験を高校生以上の年齢の者のみ受験可能という内容に変更する」
というものだった
高校生以上って・・・
そもそもボーダー隊員の半分ぐらいが中学生とかなのに?!なんなら小学生もいるよ?!
年齢が若い隊員が多ければ多い方がいいと思ってた。「若いほどトリオン器官が成長しやすい」って聞いたこともあるし・・・
修と藍ちゃんが迅さんに畳み掛ける
2人ともすごいな・・・私だって思うことはあるけど口にする勇気がない
遊真と駿くんの方をチラッと見てみたら、2人の頭の上には?マークがたくさん浮かんでいた(多分)
き、昨日?!昨日の今日で発表した?!
急いで発表しなきゃいけないレベルで、ボーダーにとって重要ってことなの?
試験を受けるとき、入隊するとき
それぞれで親御さんの署名が必要だった
私は両親がいないからおばあちゃん達にもらおうと思ったんだけど、印鑑を失くして家中ひっくり返して探したのを覚えてる・・・笑
前の大規模侵攻では、さらわれたC級隊員も多かった。
さらわれた隊員の親御さんたちからしたら、「なんで守ってくれなかったの」とはなるよね・・・
多分、私と同じように、修も千佳ちゃんのお兄さんのことを考えてるんだろうな
藍ちゃんが私たちに視線を向ける。
藍ちゃんにとって私たちは、三門市を守るための戦力として、"ボーダー"の一員として必要不可欠な存在だと思ってもらえているようですっごく嬉しい。
迅さんの目をまっすぐ見つめる
迅さんならきっと、分かってくれるはずだ
修も遊真も、自分の経験から語っていることが伝わってくる。2人は、自分が「非力な存在」だったことがあるからこそ、その上で、力をつけて、逃げずに戦う道を進んだ方がいいことを分かっているんだ・・・
私たちは言い切った・・・という表情で迅さんを見つめる。
迅さんは真剣な表情で私たちを見つめ返す。そして口を開くと・・・
といつもの調子で言った
いや、いやいやどーゆーこと?迅さんは私たちと同じ考えってこと?
私たちの頭の上に「?」がたくさん浮かんでる気がする
・・・・・・・・・・
ええええええ??!!!












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!