第395話

道楽日誌8
426
2024/03/12 22:00 更新
むせて咳き込んだのは
目の前のシフォンちゃんじゃなくて、
ベッジの方。
それから彼のクルーも言葉を無くして固まっている。
シフォン
シフォン
………アンタ!まさか!不死鳥と!?

やるわね!!!
ベッジ
ベッジ
いや、おい、………??ペロスペローと婚約してたんじゃ??
シフォン
シフォン
中々デンジャラスな恋愛をするわ!!
クラッカー
クラッカー
シフォン、ケーキ焼いたんだ。食うか?
クラッカー君が大きなチョコシフォンを片手に下の店にまで来てカウンターにそれを置いた。

私はすかさず切り別けて皿に盛り付け、配膳までして自分の分を確保した。
(なまえ)
あなた
クラッカー君!私の分もらっていいよね??
クラッカー
クラッカー
おぉ。
食いはじめてから言うんじゃねぇよ。


あなた、まさか……試作のビスケット食ったのお前じゃないよな?
(なまえ)
あなた
うん。食ったよ?
クラッカー
クラッカー
………そうか。
ルークの部下のコック
ルークの部下のコック
そうか。

じゃねーすよ!!
おれ やっぱ無実じゃねぇっすか!!
声だけは威勢よく言ってはいるけど
店の奥の奥の方から聞こえてきた。
クラッカー君にビビって出てこれずにいるみたいだ。
ベッジ
ベッジ
まさかクラッカー……アンタまで
あなたを狙って?
シフォン
シフォン
え??そうなの??
そんなハラハラする展開、是非見届けたい!!!
シフォンちゃんはウキウキと楽しそうに1人ご飯を頬張っていた。
食べてる姿が勇ましくて可愛らしい人だ。

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