前の話
一覧へ
次の話

第2話

331
2020/07/26 10:13










そして運命の日がやってきた。




モブA
モブA
三代目の皆様ですね
直人
直人
はい全員います
モブB
モブB
これから政府のヘリコプターで孤島へ連れていきます
モブA
モブA
荷物はいいですか?
剛典
剛典
.....大丈夫です
モブB
モブB
では孤島へ行きましょう










夜明けの青みがうすれ、やがて、日の光がさあっと霧をはらって、俺たちの場所を照らし出す。
俺たちの前には政府用のヘリコプター1台と数人の人が立っていた、このヘリコプターに乗って見知らぬ孤島へ連れていくのか。









隆二
隆二
よかった.....死ぬ日は晴れで
エリー
エリー
これに乗って孤島に行くのか.....
広臣
広臣
孤島で死ぬ気で戦えか.....
モブA
モブA
それでは皆さんヘリコプターの乗ってください
モブB
モブB
後ヘリコプターに乗る前に水を飲んでください
剛典
剛典
水をですか?
モブA
モブA
はいヘリコプターの中に水が用意されていないのです
モブB
モブB
水は孤島の廃城しかないのです
健二郎
健二郎
孤島まで着くまで水は飲めないことか
直巳
直巳
それで今のうちに水を飲まないといけないことか










係の2人から水を入った紙コップを渡されて水を飲む。




モブA
モブA
それではヘリコプターが動きます
モブB
モブB
どうか皆さんがまた会えることに祈っています
剛典
剛典
...............
広臣
広臣
もうこことはさよならだな





ヘリコプターは動き出し東京の建物が見えなくなっていた、中は運転手2人と俺らの7人しかいなかった。




隆二
隆二
どうしただろう.....急に眠気がする
健二郎
健二郎
そうだな.....俺も急に眠気が
直人
直人
眠気だと?










ヘリコプターに乗って数分後突然俺らは急な眠気に襲われてしまった。




直巳
直巳
可笑しいな.....水を飲む前は眠気なんかなかったぞ
剛典
剛典
水を飲む前?もしかして......
エリー
エリー
あの水に睡眠薬が入っていたのかっ





突然の眠気で必死で起きようとする俺、直巳さんの言葉で1つの答えが見つかった。
係からもらった水の中に睡眠薬が入れていたことに気づく。




剛典
剛典
っ..........





薬のせいで意識が朦朧して次第に視界は暗く闇の中に落ちていた。

プリ小説オーディオドラマ