第24話

闇夜の英雄
2
2026/02/20 00:08 更新
御茶屋視点
菓子の行方がわかんない
御茶屋 真理(おちゃや まり)
はぁ⋯はぁ
みぞれの話を思い出す
⋯目線の先には
























誰もいなかった
彼女の言葉に息が詰まる。
???
て⋯あ⋯た
何も聞き取れない
おそらく:悪魔に感染したものなのだろう
茶子
能力使用:ハッキング
茶子
これを利用して悪魔に近づけば!
少し離れた場所でハッキング元から電話をかける。
親玉は少ししたらガチャっと音を響かせこちらと通話をする
茶子
こちら側から、人間の気配
向こう側にメンバーらしき人の影が見えた。
夜に動くなら、ぐさおさんだろう。
彼女はまだ感染履歴にはないはずだし、おそらく、こちらに対する調査をやっているのだろう
悪魔
⋯そっかなら今すぐ感染を
感染なんてできるはずがない。
私は、"感染者のふり"をしているだけだから
バレたら終わり
イビルハッカーの仕事はそんなもん
茶子
承知いたしました
何かを追いかけそうな口を無理やりしまいこみ、冷静さを装う
悪魔
よろしい
⋯ここは味方のふりをしないといけない。
悪魔を倒して、能力を使ってそいつをハッキング
要するに"駒"としか見ていない。
そんな罪悪感が私を刺激する
茶子
⋯ちゃんと報酬はあるのでしょうか?
悪魔
あるよ
この人達の目的に少し唖然としながら足早に電話を切る























はぁ⋯
少し、ため息が漏れた。
能力の長期使用は嫌なことしか引き起こさない
茶子
⋯でも、あとちょっと
茶子
私には、菓子がいないと!
茶子
⋯菓子!!
駄賀谷 奈央(だがや なお)
茶子!なんでこんなところに?
茶子
菓子を探してたから
駄賀谷 奈央(だがや なお)
私感染してるのに、近づかないで!
駄賀谷 奈央(だがや なお)
私⋯私
駄賀谷 奈央(だがや なお)
茶子が何かあったら私が!
茶子
私は、既に感染してるのよ?
茶子
私は菓子と会話できてるんだから。
茶子
だから、一緒にいたっていいじゃない
駄賀谷 奈央(だがや なお)
ほんとうに⋯?
茶子
ほら⋯早く行くよ
悪魔
⋯何の用だ?
茶子
お前を殺しに来た
茶子
ハッキング⋯私はイビルハッカーだからな
茶子
能力発動:イビルハッカー
茶子
自爆しろ
悪魔
⋯何⋯を⋯で⋯が⋯
御茶屋 真理(おちゃや まり)
これで、大丈夫なはず
駄賀谷 奈央(だがや なお)
茶子?
御茶屋 真理(おちゃや まり)
嘘ついてごめんね
今まで嘘をつき続けた私の何かが崩れ去る音がする。
菓子をまもるためでも私は何か違う何かを背負ってる気がするからだ
その場で泣き崩れる私を責め立てるものはいない
全てが排除されたからか。
さっきの騒がしい雰囲気から少し解放され、静かな通りになった。
繁華街だからか、静かなのがかえって怖さを刺激する
御茶屋 真理(おちゃや まり)
みぞれさん⋯
最初に思い出すのは彼女の名前。
もしかしたら彼女に救われていたかもしれない
御茶屋 真理(おちゃや まり)
ありがとう
何気なく放った言葉は少し反響し、怪しいほど静かな繁華街に響いた。
Episode:イビルハッカー

情報を抜き取り、操作や言語などを取得できる。

情報ハッキングもできる。情報操作のスペシャリスト。

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