仕事をしながらコーヒーを飲んだり軽食を食べたりと過ごしていた。
ふと外を見ると夕暮れが近づいてきている。
長居しすぎたかな。
難しい顔をして腕を組むkzhくん。
心配してくれてるんだろうけど、さすがにずっといるのは申し訳ない。
kzhくんの表情を見て状況を察した様子のkneさん。
お客さんの『すみませーん』という声がきこえてきた。
kzhくんが対応に行く。
忙しいのに申し訳ない気持ちが増すなぁ。
優しすぎる…
不安だし怖いから、kneさんのその提案は本当にありがたい。
ーーーーーーーーーーside kne
あなたの名字さんは閉店まで店に残ることになった。
少し不安そうな様子だったから、安心した笑顔が見られて僕も安心したな。
葛葉にそう伝えてから、スタッフルームで椅子に座り休憩をとる。
水分を摂り、プロテインバーをかじる。
目の前には僕のではないスマホがある。
kzhがしまい忘れたのか、急いで休憩から戻ったのか。
ブーブーというバイブ音と共に何かを着信した。
ぼーっとスマホを見ていた為画面を見てしまった。
『kneさんが閉店まで居ていいって
帰り道も途中まで送ってくれるみたい
kzhくん心配してくれて本当にありがとう!』
LINEの通知画面に驚いた。
あなたの名字さんとkzhは本当に仲が良いんだな。
いつの間にか仲が良くなっていて話す事は増えていたけれど、ここまでとは。
小休憩から戻ったら次はkzhが休憩だ。
kzhはこの通知を見たらあの難しい表情から変わるのかな。
あと10分したらホールに戻ろう。














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。