みんなは頼れる人っている?
大体の人はいるんじゃないかな?
仕事を任すことが出来る人、相談できる人とか
俺もいるよ
1人だけ
心から信じれて、頼れて、その人になら弱音をはくことだって……
すごいよね
それだけ信用できるって
俺はさ、リーダーであり、社長だから、みんなのまとめ役だから、しっかりしてないと駄目だから、弱音なんてはいたら駄目なんだ
だって弱音はいてるやつなんかにみんなついていきたいなんて思わないでしょ?
でも、その人になら弱音も言えちゃうんだ
だって、すごく優しいし、自分のことのように悩んでくれる、そんな人だから
俺が疲れたとき1番に気づいてくれる
今日だって
ほら
すぐに気づいてくれて、ご飯に誘ってくれて、優しくて……
ほんと優しい
だからあにきといるときだけ俺は甘えてしまう
こんなことされたら好きになっちゃうじゃん
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。