王国では国王陛下との婚約者を探す舞踏会が行なわれるらしい。
もちろん強がりも負け惜しみでもない。
確かに王子はかっこいいしお金持ちではある。
国を支配してるからこその魅力かもしれない
国民にとっては一攫千金のチャンスだわ。
でもアタシを惹きつける魅力は無いわ。
あなたは中堅貴族でそこそこお金も持っていて、月に一度のちょっとした贅沢のできるチートデーを設けている。
だから人生をちゃんと楽しめているのであった。
あの王子が金に目が眩んだ馬鹿を選んで政治が崩れない様にせいぜい願っとくわ。
〜…
王国城内にて〜…
城内は色んな声が悍ましくひしめいていたよ。
自分こそが王妃に相応しいとか、
お前はゴミだとか、
王妃にならないとおまえを殺すとか。
あなたの感想は至ってシンプルだった。
そしてこんな家庭に生まれなくて良かったと言うのと、
息苦しさに嗚咽を漏らしそうだった。
周りに居る人間は本当に不相応ね。
あなたは目の前のご馳走を少々食して、
外の空気を吸いに行った。
城内 大迷路にて〜…
見事にゴールした様だ。
その先で見つけたのは
あなたは微笑みながら相槌を打った。
城の方からダンスの音楽が掛かっているのが音漏れで聞こえる。
一緒に踊りません?
〜…
ショッピのエスコート力は凄まじく、
あなたのバランスが全く崩れそうに無い。
〜…
おーいショッピーーー!!!!!
お嬢様〜……!
またご縁があったらお話ししたいわ!
彼女はスカートを心配になるほど捲り上げ走って行った。
いや、なぁなんで怒っとるん!?
つずく。









![[参加型?]空の上で最後の遺言を、](https://novel-img-gcs.prepics-cdn.com/prcmnovel-tokyo-prod-converted-images/p/fLidrLhRSUUik4ZkTr7M83BhU0V2/cover/01KCTXMWS5RZ2WT40YN9XJ0C3Y_resized_240x340.jpg)


編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。