樹side
あっぶねー思い出してよかった!
忘れてたら岩本くんに怒られるところだったよ。
急いで会社に戻った。
当たり前だけど全然人いねぇーなー。めっちゃ暗いもん。
ん?なんかうちの部署から物音がする。しかもあかりがついてる。誰かいんの?
声をかけるとそこに居たのはまさかの…!
ってそんなことより!
冷たっ
ウッ
それを言われたら手伝えない。岩本くん怒ると怖いからね。
そう言って俺はすぐに仕事に取り掛かった。
そして…!
奇跡はおきず、量が多すぎて終わんない。
よく俺忘れてたな…(現実逃避じゃない?笑笑by翔太
↑失礼だな!
…ペン?もしかして…
俺はポッケに入れてたペンをだす。
実は俺居酒屋行く前に歩いてたら見つけて拾っておいたんだよね。拾っててよかったァー!
しまった口が滑ったー!!!
どうしよう聞こえちゃったよ!
そのままペンのことってとおり過ごす方がいいのか?それとも北斗先輩ですって言った方がいいのか?
どっちだ!?
一か八か勝負にでるか!
突然何を言い出したんだこいつはみたいな顔で見られた!俺も好きですじゃなくて好きになっちゃったかもって言ってしまった!!
"かも"ってなんだよ!!
でももう後には引けない!
言っちゃえ!
待って、俺今キモくない?
うわ、引かれた!!
口が自然にそう言ってた。
あら、残念。
俺はそう言って会社をでた。
こう言ってたことを知らずに。
こうしていつもと随分ちがう夜が終わった。
あ、あとで3人に報告しなきゃ!














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。