第15話

13
1,416
2023/08/19 14:19
フェネックに案内された場所につくと、


虎杖が倒れていて、伏黒が雨の中上を向いていた
気宇音 あなた
っ虎杖!!
脈を確認したけれど、もう止まっていて






死んでいるんだということはすぐに分かった
五条悟
わざとでしょ
伊地知潔高
と、仰いますと
五条悟
特級相手
しかも生死不明の5人救助に一年派遣はあり得ない
五条悟
僕が無理を通して悠仁の死刑に実質無期限の猶予を与えた
面白くない上が僕のいぬ間に特級を利用して体良く彼を始末ってとこだろう
気宇音 あなた
気宇音 あなた
私、やっぱ部屋戻る
五条悟
あなたの下の名前、あんまり
気宇音 あなた
分かってる!
気宇音 あなた
分かってるよ…
やっぱり、私の周りからはどんどん人が消えてく




兄ちゃんだって、傑兄だって、










そして虎杖まで












せんせーが言いたかったのは「自分のせいにするなよ」だもん


そんなのわかってる





分かってる


虎杖が選んだ道だって





でもさ、私が強ければ虎杖が死ぬことはなかったかもしれないって考えてしまうじゃん



あの時、私が特級のところにいて、本気出してればって


もう大切な人はなくさないと決めたはずなのに











どうしてだろう————
五条悟
あなたの下の名前!あなたの下の名前
気宇音 あなた
うるさい、何?

プリ小説オーディオドラマ