第14話

【side story】王子様の座 👑🐥🦊
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2026/07/03 03:20 更新
本作品は作者の妄想を含むフィクションです。
実在するアイドル・タレント・事務所とは関係ありません。
モデルとなった人物のイメージを損なう意図はありません。
苦手な方はブラウザバックをお願いします。
末っ子アイエンです。

僕には。
ずっと憧れている人がいる。
それは、
リクスヒョン。


綺麗な外見。
優しい心。
誰かを包み込む温かさ。

僕にとっても、
リクスヒョンは天使だ。


でも。
そんな天使には。
ずっと隣にいる人がいる。


ヒョンジニヒョン👑
リクスヒョンが安心して笑える相手。


みんな知っている。

リクスヒョンの王子様は、
ヒョンジニヒョンだ。




でも。

僕は最近。
あることに気づいた。


ヒョンジニヒョン。
「スキンシップが苦手。」
本人が公言している。


じゃあ。
リクスヒョンの理想のタイプ。
「スキンシップ嫌がらない人」
こちらも公言。


この言葉。
僕は忘れなかった。

もしかして。
僕にも。
チャンスがあるんじゃないか。



いつまでも。
ただ可愛いだけのアギパン🦊だと思わないでください。
僕だって。
リクスヒョンを大切にできます。




そして。
僕も公言した。

IN
IN
兄さんたちに触られるのは嫌です。
いつも悪意があります。
IN
IN
でも。
リクスヒョンだけは、大丈夫です。
IN
IN
優しいし、
マッサージもしてくれるから。
フィリックス。
目を丸くする。
FX
FX
イエナ〜
IN
IN
はい。
FX
FX
僕のこと好きすぎない?
IN
IN
.......はい。
照れながらも
即答。


めちゃくちゃみんなに笑われた。
一人の兄を除いて。






◇◇◇


そこから。
少しずつ変わった。


リクスヒョンが。
僕に触れる回数が増えた。


疲れた時。
肩にもたれる。

嬉しい時。
抱きつく

可愛いメイクができた時
見せに来てくれる。
FX
FX
イエナー。
IN
IN
はい。なんですか?
FX
FX
落ち着く....
の言葉。
僕には宝物だった✨



そして。
僕も変わった。

昔みたいに、
ただ甘える赤ちゃんキツネじゃない。


リクスヒョンの肩に腕を回す。
髪を撫でる。
頭、ぽん。ぽん。

リクスヒョンうっとり。




周り。
SM
SM
……誰?
CB
CB
アギパンどこ行ったぁ!!
BC
BC
漢になってるぅ!!キャー
そんな声が聞こえた。






◇◇◇


そのころ、、、、

それを
穴が開くように見ていた人がいた。

HJ
HJ
……。
最近。
俺は。
少し焦っている。


なぜなら。
俺の天使が。
嬉しそうだから。


アイエンに触れられて。
安心した顔をしている。


そして。
俺は知っている。
リクスは。
触れることで愛情を感じる人だ。


なのに。
僕は。
「苦手」
と言った。


あの時の自分に言いたい。
なぜ言った。
なぜ公言した。

FX
FX
....?
ヒョンジナ?
フィリックスが近づく。
FX
FX
最近どうしたの?
HJ
HJ
何が?
FX
FX
前より距離ある...というか、
避けてる?
違う。
距離を置いているんじゃない。

リクスのことを。
こんなにも考えている。

どうしたら。
僕はもう一度。
僕の天使の隣にいられるのか。

でも、それをリクスに伝えられない。
HJ
HJ
……そう?
できるだけ何でもない声を出す。

俺のよくないところ。
すぐにカッコつけたがるところ。
FX
FX
うん。
なんか目が合う時間も減った気がする...
HJ
HJ
気のせいだろ。
FX
FX
ほんとに?
まっすぐな目。
その目は昔から変わらない。

疑うためじゃなくて。
信じたいから確認してくる目。



俺は、
かっこ悪い自分を受け入れられなくて。
そんな姿を好きな人に見せたくなくて。


リクスから逃げた。


最低だ.....。







◇◇◇


アイエンは変わっていく。

リクスは笑っている。

自分だけが。
立ち止まっているみたいだった。



仲の良い二人を見て。
嫉妬が湧き上がる。


ますますダサい。


なんだこれ。
俺、おかしい。
HJ
HJ
.....はぁ....。



落ち着かせるために自販機に
飲み物を買いに行った。





IN
IN
ヒョンジニヒョン
後ろから声がする。

振り向くと。
アイエンが立っていた。
IN
IN
ヒョン、最近ずっと見てますよね。
HJ
HJ
……何をだよ。
IN
IN
リクスヒョン。
沈黙。
IN
IN
僕、別にヒョンを困らせたいわけじゃないです。
IN
IN
でも...
IN
IN
ヒョンが何もしない間に、
リクスヒョンは、
ちゃんと笑顔にしてくれる人のところに、
行くだけです。
その言葉は。
刺さるというより。
現実を突きつけられたようだった。


ヒョンジンは気づく。


奪われているんじゃない。
選ばれているんだ。







その時。
FX
FX
イエナ?
あれ?ヒョンジナも?
フィリックスの声。

アイエンはヒョンジンを見る。
そして笑った。

アイエンは離れていく。





残された二人。

沈黙がつづく。
固まってるヒョンジン。
FX
FX
ヒョンジン......
ほんとに変だよ.....


さっきのイエナの言葉が心に突き刺さる。
HJ
HJ
……そうかもな。
弱い声。

フィリックスが近づく。

そして。
袖をつまむ。
FX
FX
ねえ大丈夫?
HJ
HJ
……う....うん.....。


ヒョンジンはリクスの袖をつまむ手を握った。
HJ
HJ
今日の練習終わり話せる?






◇◇◇


練習室。

二人きり。

話したいことはいっぱいあるのに。

言葉が出ない。
FX
FX
ヒョンジナ、話って?
HJ
HJ
........。
FX
FX
どうしたのそんなつらそうな顔して...
FX
FX
僕、何かしたのかな?
嫌な思いさせた?
FX
FX
悪いところは僕ちゃんと直すから!
必死な顔をしながら話すリクス。




違う。
リクスは悪くない。

自分がきちんと話せないせいで、
リクスにこんなこと言わせて
そんな顔させてしまうなんて......



全部。
俺のせいだ。

泣きそうになった時。





ぎゅ。

フィリックスがヒョンジンを抱きしめた。
HJ
HJ
え……
頭を撫でてくれる。
FX
FX
ヒョンジナ....
君がスキンシップ苦手なの知ってる。
FX
FX
でも、
僕、こういう慰め方しかわからない。
FX
FX
ごめんね。
FX
FX
そんなつらそうな顔しないで、
お願い元気になって。
その瞬間。

ヒョンジンの手が。
フィリックスの腰に回る。


強く。
抱きしめる。
FX
FX
ヒョン…ジナ?
HJ
HJ
お願いっ
このまま....
フィリックスはまた。
優しく頭を撫でる。



しばらくして、
FX
FX
ヒョンジナ、大丈夫?
返事の代わりに。
抱きしめる力が強くなる。
FX
FX
んっ....苦しいっ
HJ
HJ
あ、ごめん!
久しぶりに触れたフィリックスは、
華奢で可憐で、
いい匂いで、
優しくて、
温かかった。
FX
FX
.......。
FX
FX
嫌われてないみたいでよかった
HJ
HJ
嫌うわけない!!
FX
FX
?
HJ
HJ
好きなんだ.....
FX
FX
え。
HJ
HJ
イエニと仲良いから。
羨ましくて。
HJ
HJ
嫉妬してた。
FX
FX
ヒョンジナ....
フィリックスは笑う。
HJ
HJ
俺……
リクスに触れられるの、嫌だったこと一回もない。
HJ
HJ
むしろ
好きだった。
フィリックスの目が優しくなる。
FX
FX
僕も。
FX
FX
ヒョンジニが隣にいるのが好き。



よかった。
まだ嫌われてなかったみたいだ。
HJ
HJ
まだ俺が隣にいてもいい?
フィリックスは笑った。
FX
FX
ヒョンジナ
FX
FX
僕の王子様、誰かに譲った覚えないよ?
その言葉を聞いて、
ヒョンジンは
嬉しくで自分から抱きついた。

リクスの肩に顔を隠しながら、
ちょっと涙が出てしまった。

本当に、
かっこ悪い。

どうしよう。



最低だ・・・
FX
FX
でも
少しだけ悪戯っぽく。
FX
FX
最近イエニ、
ちょっとかっこよくなって困ってる
HJ
HJ
え?!
それ今言う?
涙がひっこんだ。
FX
FX
でも本当だし仕方ないよね。
HJ
HJ
また嫉妬するよ。
FX
FX
して
HJ
HJ
へ?
FX
FX
僕、ヒョンジンのそういうところも好き


まったく、

この天使には、
かなわないな.....


もう
かっこ悪くてもいいか。




その夜。

二人の距離は。
少しだけ近くなった。





◇◇◇


少し離れた場所。

アイエンは二人を見る。
IN
IN
......やっぱり。
IN
IN
リクスヒョンの王子様は
強敵だな。
悔しそうなのに、
なんだか嬉しそうでもあるアイエンの姿があった。






〜後日〜
HJ
HJ
イエナ、この前はありがとう。
アイエンは振り返る。
HJ
HJ
リクスとちゃんと話せた。
IN
IN
……それはよかったですね。
アイエンは笑う。
IN
IN
でも、
一瞬。

空気が変わる。
IN
IN
僕、まだ諦めてないです。
HJ
HJ
え?
IN
IN
リクスヒョンが
僕に好意を持ってくれているのは感じています。
IN
IN
だから、
まだ負けを認めるには至らないかと!
HJ
HJ
えええ!?
ヒョンジンが思わず声を上げる。

アイエンはいつものように笑う。
IN
IN
でも、
リクスヒョンが幸せなら、
それでいいです。
開いた口が塞がらなくなるヒョンジン。
IN
IN
だから。
お二人はちゃんと
仲良くしてくださいね!!!
そう言って笑うアイエン。






少し離れた場所で。
その会話を聞いていた兄たち。
CB
CB
イエナ〜大人になったな.....
BC
BC
成長したな........
なぜか感動している。

その横で。
フィリックスは何も知らず。
いつもの笑顔で笑っていた。

(味噌夫婦は平常運転の二人の世界なので何も聞いてない笑)








The End
※本作品の文章の転載、複製、盗用、AI学習、改変しての
利用・公開はご遠慮ください。




こんにちは。
Rioです。

本編戻るつもりが....
やっちまった。
ヒョンリクスどうしても書きたくなって、
急遽作ってしまいました。

ポチャクズも好きで、
両方書けて幸せでした。

とうとう
未登場だった他メンバーも出てきましたし、
全員登場コンプリート達成もできました。

いよいよ、本編戻らねば。
可愛いネタ用意してるので、ぜひ次回もよろしくお願いします。

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