カムバをすると必然的にやってくるのは
サイン会
私がファンに直接会うのは初めて。
だけど、何故か緊張しなかった
どれだけ危機感がないのだろう
そんなことを考えているうちにサイン会が始まり、どんどんファンの人が私の近くにやってくる
サイン中
ポイ
「なんでそんなに可愛いんですか?」
A.可愛いから❤️(ごめんw)
こんなやり取りをずっと続けてサイン会も後半に差し掛かった時一人のファンが私の前に座った
サイン中
ポイ内容
「何故SEVENTEEENにあなたがいるんですか?」
見た瞬間「ああ、この人は私のことが、セレンのことが嫌いなんだな。」ってわかった
だけど、ここで下手に答えたら逆上する、
そう思い、ポイには何も書かずに顔をあげ、ファンと目を合わせて口を開く
結局そのCARATの返事は聞けなかった。
約束は成立していない。
けれど、私はCaratに宣言したからにはその思いは守る
セレンのために
Next.
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。