第8話

目覚め
312
2020/04/19 13:05
.......ここは何処だろう。
下が白くて上が黒い。
ただそれだけで、何もない。
???
ねぇ
いきなり、声がした。
声がした方を向くと、そこには


















僕がいた。
朧月 瑠亜
朧月 瑠亜
ッ!?
朧月 瑠亜
朧月 瑠亜
「誰?」
???
誰って.......言わなくても分かるでしょ‪w
???
見た通りよ。私は、あなた。
朧月 瑠亜
朧月 瑠亜
「なんで僕が2人?ここはどこ?」
朧月 瑠亜.......?
ここは、あなたの意識の中
朧月 瑠亜.......?
そして、私はあなたの感情
どういう事だ?
理解が追いつかない。
朧月 瑠亜.......?
訳が分からないっていう顔してるわね
朧月 瑠亜.......?
私にも、よく分からないわ‪
朧月 瑠亜
朧月 瑠亜
はっ!?
思わず声を出してしまった。


















.......え?何で?
朧月 瑠亜.......?
なんでかしらねぇ
朧月 瑠亜
朧月 瑠亜
お前、何か知ってるのか?
朧月 瑠亜.......?
んー知ってるようで知らないわ
朧月 瑠亜
朧月 瑠亜
どういう事だよ
朧月 瑠亜.......?
(´・ω・)シラネ
朧月 瑠亜
朧月 瑠亜
.......何しに来たんだよ
朧月 瑠亜.......?
あ、そうそう!
朧月 瑠亜.......?
あなたの体はあの耳飾りに耐えられたわよ
朧月 瑠亜
朧月 瑠亜
!?
朧月 瑠亜.......?
良かったじゃない
朧月 瑠亜.......?
それを伝えに来ただけよ
朧月 瑠亜.......?
じゃあね。
朧月 瑠亜
朧月 瑠亜
え、ちょっと!
そういった瞬間、周りが眩い光に包まれた。
ガバッ
辺りを見回すと、そこは病室だった。


.......ここは何処だろうか
朧月 瑠亜
朧月 瑠亜
.......
あの世界だけ.......か
此処は何処だろうか?
そんな事を考えながらベットを降りて部屋から出ようと
すると
ガラッ
音がして戸が開いた。
栗花落 カナヲ
栗花落 カナヲ
!?
朧月 瑠亜
朧月 瑠亜
(*・ω・)*_ _)ペコリ
訳が分からないので、とりあえず会釈しておく
栗花落 カナヲ
栗花落 カナヲ
師範を呼ばなきゃ.......
その子は、そう言って部屋を出ていった。


師範って誰だろう?そんな事を考えていたら
さっきの子が誰かと一緒にやって来た
あれは.......確か.......蟲柱 胡蝶しのぶ様.......だったけ?
胡蝶 しのぶ
胡蝶 しのぶ
こんにちは、目が覚めたんですね。
朧月 瑠亜
朧月 瑠亜
(。_。`)コク
胡蝶 しのぶ
胡蝶 しのぶ
体調に異常はありませんか?
朧月 瑠亜
朧月 瑠亜
((。。*)コクリ
胡蝶 しのぶ
胡蝶 しのぶ
そうですか、それは良かったです。
僕は、その後色々な話を聞いた。

水柱様が運んでくれた事、此処は蝶屋敷でさっきの子は栗花落カナヲちゃんと言って蟲柱様の継子で僕の看病をしてくれたらしい




そして.......僕は1週間、目が覚めなかったらしい
胡蝶 しのぶ
胡蝶 しのぶ
所で瑠亜さん、その耳飾りはどうしたのですか?
嗚呼、これか.......
朧月 瑠亜
朧月 瑠亜
.......
.......この人達は指文字が分かるのだろうか?
胡蝶 しのぶ
胡蝶 しのぶ
??
まあ、伝わらなくてもやるしか無いよなぁ
朧月 瑠亜
朧月 瑠亜
「この耳飾りは、任務で僕が昔住んでいた家で拾ったものです。」
朧月 瑠亜
朧月 瑠亜
「そして、この耳飾りは付けた者の妖力を増幅させます。」
胡蝶 しのぶ
胡蝶 しのぶ
そうなんですね。
朧月 瑠亜
朧月 瑠亜
!?
正直、驚いた。
伝わるなんて思っていなかったから。
隣のカナヲちゃんも理解してるらしく、凄いと思った。
胡蝶 しのぶ
胡蝶 しのぶ
まぁ、しばらくは検査をしたいので此処に
泊まって下さい。
朧月 瑠亜
朧月 瑠亜
「分かりました」
胡蝶 しのぶ
胡蝶 しのぶ
私はこの後、用事がありますので
そう言って、部屋を出ていってしまった。
カナヲちゃんと2人きりだ。



.......沈黙が辛い
それを破ったのは、カナヲちゃんだった。
栗花落 カナヲ
栗花落 カナヲ
あの、何で話さないんですか?
ああ、その事か.......
朧月 瑠亜
朧月 瑠亜
「声が出ないんですよ」
栗花落 カナヲ
栗花落 カナヲ
!!
栗花落 カナヲ
栗花落 カナヲ
.......何故ですか?
聞いてもいいか迷ったらしく、少し間が開いた。



.......僕は、その質問にこう答えた。
朧月 瑠亜
朧月 瑠亜
「何故でしょうね‪」
栗花落 カナヲ
栗花落 カナヲ
.......え?
朧月 瑠亜
朧月 瑠亜
「分からないのです、声が出ない理由が」
カナヲちゃんは、困ったような顔をしていた。

.......そりゃそうか、いきなりそんな事言われたら
戸惑うよな。
朧月 瑠亜
朧月 瑠亜
「気にしないで下さいよ」
栗花落 カナヲ
栗花落 カナヲ
あ.......はい
─────────────────────────
胡蝶しのぶside
『用事があるので』そう言って出てきましたけれど
用事なんでありませんよ。
でも、不思議ですね.......
富岡さんは『何もない所』と言っていたのに
瑠亜さんは、昔住んでいた『家』と言いました。
何故でしょうか.......
まあ、考えても仕方ないので富岡さんの所に鴉でも
飛ばしましょうかね。
╺╺╺╺╺╺╺╺╺╺╺╺╺╺╺╺╺╺╺╺╺╺╺╺╺
ルア(主
ルア(主
はい、切ったぁぁ
ルア(主
ルア(主
どうだったでしょうか。
ルア(主
ルア(主
そして今回は.......
ルア(主
ルア(主
設定こぼれ話をしたいと思いますっ!
ルア(主
ルア(主
瑠亜ちゃんが「」を使って話すと指文字で
ルア(主
ルア(主
普通に喋る時は何もありません
↑そりゃそうだ
ルア(主
ルア(主
続いて.......
ルア(主
ルア(主
令和コソコソ噂話ィィィ!
ルア(主
ルア(主
富岡さんは瑠亜ちゃんが目覚める2日前に長期任務に行きました。
ルア(主
ルア(主
なので、今は此処にいません。
ルア(主
ルア(主
以上、令和コソコソ噂話でした!
ルア(主
ルア(主
じゃあ、そんな所で.......
ルア(主
ルア(主
ばいちゃ。
栗花落 カナヲ
栗花落 カナヲ
さよなら
栗花落 カナヲ
栗花落 カナヲ
また次回
胡蝶 しのぶ
胡蝶 しのぶ
お会いしましょう。
今回から文字数を書きたいと思いますっ! 
今回は、1856でした!
それでは、また次回お会いしましょう!

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