第2話

黒猫による操作説明
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2025/10/07 14:00 更新
____館へようこそ。我はこの洋館を取り仕切る黒猫である。名前などといった下らないものは所有していない。以後、お見知りおきを。

どうやら、貴殿はこの洋館に訪れた者の一人のようだ。だが、貴殿はこの洋館で「概念」として存在している。実体はなく、どの人物の体にも入り込めるのだ。捉え方によっては…「幽霊」といった言い方もできるだろうか。こうして己の意思で洋館に来ているにも関わらず、見ず知らずの黒猫に幽霊呼ばわりされるとは…くくく、随分と滑稽だな。
さて、貴殿が幽霊かどうかは我にはどうでもいい。我はある人物の使い猫なのだが…その人物が誰かを言う訳にはいかない。貴殿も、その人物を推察したいだろう?
この洋館では、「殺人事件」が起きる。誰かの大切な友人が、誰かの手によって殺されてしまった_。そんな中、殺人鬼を野放しにしておくことは、いい子ちゃんの貴殿からしたら気に食わないだろう。そこで、殺人事件が起こるたびに「裁判」を執り行おうと思う。
貴殿が憑依した人物を中心に議論が展開されていくから、貴殿は、貴殿が推測した選択肢を選んで、その先の未来チャプターに飛んでくれたまえ。当然だが、複数の選択肢のうち、正解の選択肢は一つしかない。貴殿が間違った選択肢を選んでも議論は続くが、貴殿には直前の選択肢に戻ってもらわなくてはならない。戻れるように準備はしておくから、貴殿は安心して間違えるが良い。
裁判のときだけでなく、日常でも貴殿は選択を迫られることがある。当然だろう。人生は選択の連続だ。人生と違うところは、トレードオフがないこと。Aを選んでもBが経験できないなんてことはないし、その逆も然り。いくつか例をあげようか。例えば…そうだな、殺人事件が起きてしまったとしよう。そして、犯人として、貴殿が全幅の信頼を寄せる心からの友人が疑われてしまったとする。貴殿は友人が殺人を起こしていないと信じているがために、真犯人特定のための探索を行うのだ。さて、そこで貴殿はどの部屋から探索を進めようと考えるだろうか。さぁ、選びたまえ。

アンケート

 
ラウンジ
29%
友人の部屋
31%
事件が起きた部屋
40%
投票数: 85票
結論から言ってしまえば、どこの部屋から探索しても同じだ。初めに参加者を集めたラウンジから調べようが、事前準備の証拠があるかもしれない友人の部屋から調べようが、ダイイングメッセージがあるかもしれない事件が起きた部屋から調べようが、その後の裁判進行に何の問題も発生しない。貴殿の選択によって生死が分かれるものもあれば、分かれないものもある。今回は後者だったということだな。

もう一つ例をあげてやろう。例えば、貴殿と友人がハンターに見つかってしまったとする。そして、目の前に2本の道があるとしようか。一つは、中庭に続く道。もう一つは、食堂に出る道。どちらを選んでも結果は同じように感じるだろうが…。貴殿なら、どちらへ逃げる?

アンケート

 
中庭
40%
食堂
60%
投票数: 75票
中庭を選んだ貴殿。愚かだ。
中庭には落とし穴がある。落とし穴…というよりは、枯れ井戸の穴が落ち葉で埋まったことによる自然の落とし穴だ。貴殿たちは深い枯れ井戸から出られなくなり、救助も来ないまま、そこで死を迎える。
当然、この展開はバッドエンドだ。
と、いうことは、貴殿は直前の選択肢に戻り、食堂への道を選択し直さねばならない。


…どうだ、高揚するだろう?
今はただの説明だからこの方法アンケートにしたが、本来であればそれぞれの選択肢の下にリンクが貼ってある。その先に飛び、自分の選択が正解かどうか、運を試すが良いさ。

……ああ、そうだ、ひとつ言い忘れていたことがあった。
このゲームには参加者が30人いるのだが、…その中に、隠れたハンターが1人いる。そのハンターは男性かもしれないし、女性かもしれない。本人にはハンターである自覚はなく、就寝中に参加者の一人が死んでいたとしても、まさか自分が殺したなんて夢にも思わない。隠れハンターの正体が明るみに出た時、彼らはどのような反応をするのだろうな…くくく。

さて、まぁ完璧には理解できなくて当然であろう。貴殿は突然連れてこられて混乱して……あぁ、そうか、貴殿は自らこの館に訪れた物好きであったな。
閑話休題。ここでうだうだと説明を続けるよりも、実際にやってみる方が良いだろう。百聞は一見に如かずとも言うのだし、早速次のページから、参加者と共にこの洋館から脱出してみせよ。


さぁ…我に、最高のショーを見せてくれたまえ。

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