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2021/07/09

第9話

No.9
芦戸三奈
ねぇねぇあなた!







昼食を食べ終えてから教室に戻ると、芦戸ちゃんが話しかけてきた。







あなた

なあに?

芦戸三奈
あなたと爆豪ってさ、お互いになんて呼びあってるの?
あなた

え、普通に苗字だけど...

葉隠透
えー!?







突然横から聞こえた大声に、思わず肩をびくつかせる。





びっくりした、葉隠ちゃんか。







葉隠透
付き合ってるのに!?
あなた

う、うん

葉隠透
どうして!?
あなた

え?うーん...








どうして、って言われてもねぇ...。







耳郎響香
でもそこはあなたと爆豪によるんじゃない?無理に名前呼びしろとか、そんなこと言えないしさ







耳郎ちゃんの言葉に、横にいたお茶子ちゃんが頷く。







麗日お茶子
無理にとは言えんけど、あなたちゃんはどう思っとるん?
あなた

え?

麗日お茶子
名前呼びしたいとか、そういう欲みたいなのはないの?
あなた

私は...








そう言いかけて、少し考えてみる。





私は爆豪くんになにをしてほしいんだろう。





スキンシップとか、ほんとはもっとしたいって思う時あるけど、どこか遠慮がちになってる気がする。





付き合ってるのに、なにもしないのは嫌だ。







あなた

名前呼び、してみたいかな

芦戸三奈
そうこなくっちゃ!







私の言葉を聞いて、芦戸ちゃんを含めたみんなが笑う。







あなた

でも、どうすればいいのかな

芦戸三奈
それなら任せて!えっとね...










***









あなた

爆豪くん

爆豪勝己
あ?







放課後。





自分の席で荷物を整理して帰宅しようとするところを狙い、声をかける。







爆豪勝己
んだよ
あなた

授業でわかんないとこあったから教えてもらいたいんだけど、今日の夜部屋行ってもいい?

爆豪勝己
...好きにしろや







爆豪くんのこのセリフはOKの時のセリフだ。





よし、まずは第一段階クリアだ。





芦戸ちゃん曰く、まずは二人きりの空間をつくるとのこと。





私から部屋行ってもいいかだなんてあんまり言わないんだけど、別に変じゃないよね?







爆豪勝己
つーかおい、帰ンぞ
あなた

あ、うん








爆豪くんはそう言って、私の方を向く。





一緒に帰ろうとか、そんなことは言わないけど。





爆豪くんはいつも、当たり前のように私が来るのを待ってくれている。





...名前、呼んでくれるかな。





いろんなことを考えながら、私は爆豪くんの隣を歩いた。