第33話

33話
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2026/09/13 23:30 更新




付き合って半年。

○○の仕事は順調だった



新しい取引先も増えた。
その中でも1人、年齢の近い男性担当者がいた



仕事の話だけじゃなくて頻繁に雑談もするようになった











○○
明日ね、


○○がスマホを見ながら言う。

○○
仕事終わりに取引先の人とご飯行ってくる


その瞬間。

ミンジョンの動きが止まった。

ミンジョン
…男の人?


○○
うん


ミンジョン
2人で?


○○
他にもくる予定だったんだけど、急に会議が入ったみたいで来れなくなっちゃって


沈黙。

ミンジョンはソファに座ったまま俯く


ミンジョン
…絶対


○○
ん?


ミンジョン
絶対その人、
ミンジョン
○○のこと好きだよ


○○
え?
○○
違う違う


○○は笑う

○○
仕事の付き合いだよ


ミンジョン
そんなわけない
ミンジョン
○○は自分のこと分かってない
ミンジョン
可愛いし、優しいし、話しやすいし、好きになるよ


○○は苦笑いした。

○○
考えすぎだよ


ミンジョンは不安な表情のまま小さく頷いた

ミンジョン
…迎え行く


○○
ただご飯に行くだけだし大丈夫だよ


ミンジョン
迎え行く


○○
…うん
○○
ありがとう


その声は珍しく強かった





翌日。


食事は思ったより盛り上がった

仕事の話
趣味の話
笑い話



気づけばお酒も進んでいた

男性
○○さん、お酒強いですね


○○
今日はちょっと飲みすぎたかも…。


頬が赤い
頭もふわふわする


店を出る頃にはすっかり酔っていた。

男性
歩けます?


○○
だいじょーぶ…


ふらつく

男性は慌てて支えた

男性
近くで休みましょうか


○○
…


○○は完全に潰れていた


○○は男性に寄りかかる

男性は○○の顔を覗き込む

男性
やっぱ可愛いな
男性
こんなになるまで飲んでほんと無防備だ












男性
…○○さん
男性
今日、俺ん家来ます?


男性は○○の肩に手を置き、○○に近づく



そのとき

ミンジョン
その人から離れて


低く、冷静な声


振り向く

ミンジョンだった




男性は少し驚く

ミンジョン
彼女です


ミンジョンは○○の肩を優しく支える

ミンジョン
迎えに来ました


男性は気まづそうに笑った

男性
そうだったんですね
男性
失礼しました


そのまま頭を下げて帰っていった



車の中___


○○は助手席でぐったり

ミンジョン
もぉ、


ミンジョンはため息をつく

ミンジョン
○○はほんと危機感がないんだから
ミンジョン
酔ったら人を信用しちゃダメ
ミンジョン
私が迎えに来なかったら今頃あいつの家だよ


返事はない

ミンジョン
ねぇ、聞いてる?


すると、○○がぽつりと呟いた

○○
……でもね、


ミンジョン
ん?


○○
私には
○○
彼女がいるから








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