あなたside
プレゼントマイク<第二回戦第一試合!!今回の体育祭。両者トップクラスの成績!!緑谷!!>
緑谷(まず氷結が来る!!)
プレゼントマイク<対 轟!!>
轟(あの"力"を好きに撃たせるのは危ねぇ)
プレゼントマイク<まさしく両雄並び立ち。今!!>
緑谷・轟(開始瞬間に_________……)
プレゼントマイク<START!!>
轟(ぶつけろ!!)
ズアァ
開始と同時に轟の氷結が緑谷に向かう。
それを緑谷は…………。
SMAAASSSHHH!!!
ブオォォ!!
ブワァッ
「うわ寒っ!」
「風だけでこんな寒いのかよ!」
指のSMASHで氷結を吹き飛ばす。
指だけでもやっぱりすごい威力。
轟(やっぱそう来るか…………自損覚悟の打消し________!!)
紫色に腫れ上がる緑谷の指。
プレゼントマイク<おオオオ!!緑谷、轟の攻撃を破ったあああ!!>
オールマイト(轟少年がどの程度の規模で攻撃してくるかわからん。故に制御出来る範囲を捨てた100%のぶっぱ!!確かに、氷結の攻略にはそれしかないが……………)
パキキキキィィ!!
SMASH!!
プレゼントマイク<まーーーた破ったあ!!!>
轟「ちっ…………」
緑谷(轟くんの戦いは知る限り、いつも一瞬で情報が少ない。情報を…………この戦いの中で、隙を見つけなくちゃ………!背面に張った氷は恐らく、吹っ飛ばされない為に対策した結果だ。とすれば、指で正解だった!腕犠牲の100%のスマッシュでも対応される可能性が高い…………見極めろ………考えろ………見つけるんだ………!!あと、6回の中で!)
ズキズキ………
轟「おまえは…………」
緑谷「__________……」
パキパキ!!
SMASH!
緑谷(後……5回!)
すでに3回。
轟の氷結を防ぐ緑谷。
このままだと、緑谷の打つ手が無くなる。
切島「ゲッ。始まってんじゃん!」
上鳴「お!切島。二回戦進出やったな!」
切島「おーよ。次おめーとだ爆豪!よろしく」
爆豪「ぶっ殺す」
切島「ハッハッハやってみな!…………とか言っておめーも轟も強烈な範囲攻撃ポンポン出してくるからなー…………バーーっつって」
瀬呂「しかもタイムラグ無しでな」
爆豪「ポンポンじゃねぇよ。ナメんな」
あなた「…………………」
爆豪「筋肉酷使すりゃ筋繊維が切れるし、走り続けりゃ息切れる」
爆豪(俺だって出せる威力には限度がある。だから、コスチュームで許容超過の爆破をノーリスクで撃てるように考えたわけだしな…………)
爆豪「"個性"だって身体機能。奴らにも何らかの"限度"があるハズだろ」
切島「考えりゃそりゃそっか…………じゃあ緑谷瞬殺マンの轟に…………」
あなた「耐久戦…………」
轟「すぐ終わらせてやるよ」
ズオォ!!
SMASSH!!
緑谷(もう右手全滅………!!)
ダッ
ここで轟が動いた。
プレゼントマイク<轟、緑谷のパワーに怯む事なく近接へ!!>
自身の氷結を足場に緑谷に接近する轟。
緑谷「っくしょっ………!」
ドッ!!!
右手は全滅。
それ故にすでに一回戦で負傷した左手を使う緑谷。
そして氷結が破壊されたと同時に空中に飛び、一気に距離を積める轟。
緑谷は何と距離を取ろうとするが………。
パキパキパキ!!
轟の氷結が緑谷を追い…………。
緑谷(ダメだ。近っ…………)
緑谷の足を掴む。
またSMASHで氷結を吹き飛ばそうとする緑谷だけど………。
それを防ぐ為に背面に氷結を用意する轟。
多分それが見えた緑谷は次の瞬間指ではなく…………。
あなた「__________!」
左腕全体に"個性"を使う。
ドォォォ!!!
ガガガガガッッ!!!
さっきより威力が強い。
背面に氷結を用意した轟だけど、次々とそれも破られていく。
けど、場外へ出る事なく押し止まる。
轟「…………さっきより、ずいぶん高威力だな。近付くなってか」
緑谷の100%を受け止め切った。
緑谷("個性"だけじゃない…………判断力。応用力………機動力………全ての能力が………強い_________!!)
「もう、そこらのプロ以上だよアレ………」
「さすがはNo.2の息子って感じだ」
轟「何だよ。守って逃げるだけでボロボロじゃねぇか」
緑谷(__________……!?震え………!?そういうことか………!?……………ちくしょう)
轟「悪かったな。ありがとう緑谷。おかげで…………奴の顔が曇った」
緑谷「…………………」
轟「その両手じゃもう戦いにならねぇだろ。終わりにしよう」
ズアァァァ!!
再度、轟の氷結が緑谷を襲う。
プレゼントマイク<あぁ!!圧倒的に攻め続けた轟!!とどめの氷結を__________……>
緑谷「どこ見てるんだ…………!」
轟「!」
SMASH!!!!
緑谷の目の前まで迫っていた氷結が、次の瞬間粉々に吹き飛び…………。
轟を場外ギリギリまで押しやる。
轟「てめェ…………」
あなた「壊れた指で…………!」
これ以上無いほど腫れ上がっている緑谷の指。
両手全滅してるからって…………。
轟「何でそこまで……………」
緑谷「震えてるよ轟くん」
震え……………。
なるほど…………そういう事か。
緑谷「"個性"だって身体機能の一つだ。君自身、冷気に耐えられる限度があるんだろう………!?で、それって左側の熱を使えば解決出来るもんなんじゃないのか…………?」
轟「………………」
緑谷「……………っ!!皆……本気でやってる。勝って………目標に近付く為に………っ。一番になる為に!」
爆豪「…………………」
緑谷「半分の力で勝つ!?まだ僕は君に傷一つつけられちゃいないぞ!」
グッ
緑谷「全力でかかって来い!!」











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!