西村side
「ふーが〜」
風雅「なに?」
はぁ。なんか冷たくない?
しかも俺だけに!!
ふーががこういう性格ってのは知ってるけど
なんで俺だけ?!
斗亜ずるっ。今だけでもいいから
斗亜になりたい。(泣)
「ふーがぁ今日ご飯食べに行こぉよぉ」
風雅「ごめんむり。先約ある」
「わかったぁ(泣)」
どうせ斗亜なんやろ?!
斗亜場所変われや(怒)
-帰り-
斗亜「風雅行こぉ!」
ほらな?!
俺の予想的中。なんで斗亜なん?!
俺の方だけ見てくれればいいじゃん!!
斗亜「西村くーん?」
「はへ?どした?」
斗亜「風雅知らん??」
「知らん」
はい。やらかした。
斗亜に当たってしまった。
あぁ、なんでや。
別にカレカノじゃないんやから、
嫉妬しなくてもええやん!!!
こんな自分を責めてしまう...
斗亜「あ!風雅おった!」
斗亜「風雅行こぉ!」
風雅「おう」
「なんで、俺じゃないんだよ(小声)」
ふーがのこと人一倍好きなのに!!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!