もう、パソコンと付き合ったらいいのに。
そんなことを思っているとそらがある事を言う。
ソラ「え、あなた、メビウスの匂いする、」
まさか、バレるだなんて思ってなかった
『え?煙草?なんでだろ。』
少し白々しく返す。
そらの思い違いだとみんなに思って欲しい
だって、みっくんも気づかなかったし。
ツリメ「それ、思った、煙草吸ってるの?」
なんだ、みっくんも気づいてんの、
私の負けだ、笑
『うーん、まあね、笑』
なんとなく、曖昧に返す
エイジ「は?あなた、何やってんの」
何に対しての何やってんの?かは分からなかった
だけど、彼が怒ってるのは確かだ。
『何が?』
少しイラッとする
リクヲ「何かあったの?」
りっくん、みっくんは心配そうな顔をする
『私だって色々あるの』
正直言って、特になんにもない。
だけど、最近ずっと心のどこかで孤独感を感じてる
エイジ「だからって煙草はやめろって言っただろ?」
この言葉で私のイラつきは上まで達した
『ほっといて』
イラついて逆に冷静になる
私はその一言を残すとリビングを出て部屋にこもった
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。