第50話

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2025/02/15 01:39 更新
heachan
heachan
あなた〜
放課後、荷物をまとめてすたすたと帰ろうとするあなた。
追いつこうとヘチャンも慌てて荷物をまとめるが、教室から出ていくあなたを見て慌てて名前を呼んだ

その声に振り返るあなた

ルアも授業の後片付けをしながら心配そうにその成り行きを見ていた。
heachan
heachan
ヤーお前帰るのはえーよ
heachan
heachan
置いてこうとしたな〜?
と、あなたの横腹をツンとつついた。
(なまえ)
あなた
あぁ、
(なまえ)
あなた
ミアネ
heachan
heachan
え、あ、おう。
いつもならふざけて返してくれるか、突っ込んで返してくれるかの二択だから
こんな返事されたら、困ってしまう。

それくらい、今日のあなたは元気がないのだ。

もしかしてやっぱりほんとに、俺のせいだったかなと思って辛くなる。

次、なんて言えばいいだろうと考えていたら、あなたがそのままふらっと歩いていこうとするから思わず待ったをかける。
heachan
heachan
え!部活は?
(なまえ)
あなた
、、
(なまえ)
あなた
なんか今日、体調悪くて
(なまえ)
あなた
部長に言っといてくれる?
ヘチャンが返事をする前に、あなたはスタスタと帰ってしまった。
ヘチャンがもう一度あなたの名前を呼んだが、次は振り返らなかった。
heachan
heachan
、、、
それから、1週間が過ぎた。

何とか、学校は休むことなく行けていたが、
やはりロンジュンのクラスの前を通るのは苦しかった。
renjun
renjun
『今まで通り、話そうね』
告白した次の日で日付が終わったカトク

あなたは、その言葉に何も返事をすることが出来なかった。
せめて「OKスタンプ」くらい送るべきかと思ったが

なにも、OKじゃない
OKなわけないよね、って

それを押すのすら虚しくて苦しくて、結局既読をつけて終わった。

どうにかロンジュンのクラスの前を通らないルートを選んでいたが、体育の時の移動は、体育館に繋がる階段へ行くにはロンジュンのクラスの前を通らなくては行けなくて、
週に三回ある体育が、本当に嫌いになった。

ロンジュンのクラスの前を通る時は、ルアが気を使ってクラス側の方に並んで歩いてくれる。

それでもたまに、ロンジュンと目が合う

ロンジュンの心配そうにこちらを見る目が、すごく苦しかったのだ。
(なまえ)
あなた
あーー、しんど
rua
rua
しんどくないわけないよ。
えらいえらい!
そう言って、「ほら元気出せ」と背中を強めに叩いてくれるルアが、心強かった。
そんな日々が続いた、ある日だった
mark
mark
あなたちゃーん
(なまえ)
あなた
わっ、!
学校の帰り、家の近くの公園に制服姿のマーク先輩がいた。

めずらしい、、

サボり魔な先輩ということもあって、
先輩を見たのはなんやかんや言って1ヶ月ぶりだ。
(なまえ)
あなた
めちゃくちゃ久々ですね
mark
mark
ヤー今日あなたちゃんに会いに学校行ったのに全然会わないんだもん
俺あなたちゃんの教室朝とお昼両方行ったよ?
と、頬をぷくーっと膨らませる先輩に思わず笑ってしまった。
それと同時に、会いに来てくれたんだ
と嬉しくなる。

多分今は、失恋したから余計に
先輩の優しさが傷口に染みるのであった
(なまえ)
あなた
知らなかったㅎㅎ
多分朝は職員室にプリント出しに行って
お昼はカフェテリア行ってたからㅎ
mark
mark
ふーん?
マークはそう言って、あなたに近づいて腕を広げて抱きしめた。

いつもだったらすぐ避けれたけど、今日は数秒反応が出遅れてしまった。

マーク先輩の柔軟剤の匂いにつつまれてから、はっと気づく。


気づいて

そのまま

じっとした


抵抗は、しなかった
mark
mark
ん。かーわい。好き
(なまえ)
あなた
、、
落ち着く。

人の体温と、匂いと

男の人の包容力は、やっぱりルアに抱きしめられた時と違って
胸板が大きいからか、体全体が包まれるような、そんな安心感があった。

もし私がロンジュンと付き合ったら、
毎日こうしてもらえてたのかも

そう思うと、自然に目頭が熱くなった。
mark
mark
やっとぎゅーさせてくれた
(なまえ)
あなた
先輩
mark
mark
(なまえ)
あなた
あの時の告白、まだ有効ですか?
mark
mark
え?
ロンジュンは私を好きじゃない

でも、

私のために、学校を抜け出して遊んでくれて
ぬいぐるみを取ってくれて

私のために学校に来て、会えなかったら家まで来てくれて

私のために、何度も「好き」って言ってくれて、
抱きしめてくれる人がいる



自分を好いてくれない人じゃなくて
自分を好いてくれる人を好いたら
それは駄目なこと?
(なまえ)
あなた
好きです
(なまえ)
あなた
先輩

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