13号の方へ走りながら左手で土遁で白い狐の形で眼や口などは赤く描かれているお面を作る。
懐かしい。
暗部の頃にはいつもお面を着けて任務をしていた。
そのお面を着けて眼を閉じ
眼にチャクラを送って
瞼を開く。
見えたのはブラックホールに吸い込まれ背中側がチリになっていた13号。
手裏剣ホルスターから起爆札付きのクナイを2つ “時空間忍術みたいな技を使うやつ” に投げつけた。
BOOM! BOOM!
ダンッ
そう叫んで次には “時空間忍術みたいな技を使うやつ” に蹴りを入れる。
当たる。
すり抜けはしないか。
体の一部が別空間に繋がっているものだと思ったけど“常に”別空間に繋がっている訳ではなさそう。
こいつの個性は単純にワープとか、か…?
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。