「「「有難う御座いました!!!」」」
やっと終わった試合。
勝ったのは良かった。
卦度…
日「良かった…かった…」
「そうだね!一時期どうなるかと思った!w」
あはは、と笑いながら話してるふたり。
勿論俺はその会話の中に入れなかった。
だって、
俺は勝つ事ならなんてもする。
たとえ、仲間や、先輩を傷付けたとしても。
俺は、先輩に言ったんだ。
『下がっててください』
「…」
影「……………………」
─────────
あなたside
澤「おーい、ちょっと来い!」
影・日「「はい!!」」
2人は澤村さんに呼ばれて言った。
多分ジャージだろうなぁ。
あ、日向ジャージ着てはしゃいでる……
可愛いなぁ、…………
影「………」
あの影山まで目輝いてる……
「影山、日向!!」
こっちに来るふたりに、
「良かった」って行ったらめっちゃ笑顔で
「はい!」なんて言うから、
撫で回した。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!