そのあと、ちょっとした作戦会議が行われた
勿論、司は復活液のある洞窟に向かっているため、いない
「お前たちは俺を置いて逃げるって言う選択肢が一番合理的だな」
そう千空は言った
が、その考えは納得がいかなかった
「…それは…ないじゃん…」
私はそう言った
が、
「別に死ぬわけじゃねえんだ」
と千空は言う
正直、その作戦が一番合理的なのかもしれない
だけど、心配じゃん…!!
それはないって…
私たちは4人でヨンコイチじゃないの?
「せめて私は千空と一緒にいる」
どうせなら、二人いる方がいいでしょ?
「……まあ、その辺は好きにしろ」
千空はそう言った
「でも、千空君とあなたの下の名前ちゃんを置いていくなんて出来ないよ…!」
「そうだ!俺らは誰一人かけちゃいけない!」
私も考えていることは一緒だ
だけど、私はそこまで言えなかった
杠ちゃんと大樹は、強いね、
そう思った
「…まあとりあえず作戦の一つとして考えておこう」
「とりあえず、逃げるよ」
私はそう言った
これが悲しい結末にならないように_
「ああ、そうだな」
「司と対立するには、科学の武器、いわば火薬が必要になる」
千空は、そう言った
「必要なのは、硫黄?」
「そうと決まれば、箱根だね、」
「温泉で有名の」
私はそう言った
そういう場所には、私は詳しい
「ああ」
「今から、逃げるぞ」
ああ、始まってしまうんだな、
司との戦いが_
その時は、そう感じた














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。